大森望のSF喫茶#22終末後の世界を描く──『罪の終わり』刊行記念トークイベント

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【イベント概要】

4ヶ月ぶり開催のSF喫茶は、作家・東山彰良さんをお招きします。選考委員全員が○をつけ、「20年に1度の傑作」と激賞された『』で直木賞を受賞してから一年。
受賞後第一作となる『罪の終わり』は、「50年に1度の傑作」や「世界文学の歴史に残り続ける作品」と、2013年の刊行時に読書界を震撼させた『ブラックライダー』の前日譚にあたります。
前日譚とはいうものの、『ブラックライダー』を未読の方でも楽しめる傑作なので、(『罪の終わり』→『ブラックライダー』の順番で読んだ方が、世界観に没入しやすいかも、という声もあります)ご安心ください。

小惑星が衝突した後の世界で、「神」とよばれた男。
彼の人生をノンフィクション作家が暴く、いいかえれば、神話を解体していく、という体裁で書かれた『罪の終わり』。
東山さんにとってSFとはなにか。いま、「終末後の世界」を舞台とした作品を書くのはなぜか。
2時間にわたってじっくりとうかがいます。

当日会場では『罪の終わり』を販売。終了後にはサイン会も行います。ぜひ会場でトークをお楽しみください。

・大森さんによる『ブラックライダー』評はこちら

 

『罪の終わり』(新潮社)
20160601

 

【イベント後記】


 

当日のtweetのまとめはこちら

togetter

大森望 Nozomi Ohmori

1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉主任講師。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。

東山彰良 Akira Higashiyama

写真提供=新潮社
1968(昭和43)年、台湾台北市生れ。9歳の時に家族で福岡県に移住。2003(平成15)年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』で、作家としてデビュー。2009年『路傍』で大藪春彦賞を受賞。2013年に発表した『ブラックライダー』が大きな話題となる。2015年、『』で直木賞を受賞する。『イッツ・オンリー・ロックンロール』『さよなら的レボリューション再見阿良』『キッド・ザ・ラビットナイト・オブ・ザ・ホッピング・デッド』など著書多数。訳書に『ブラック・デトロイト』(ドナルド・ゴインズ著)がある。

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放送開始
2017/11/01 00:00
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無期限
放送開始
2017/07/21 13:00
タイムシフト視聴終了
2017/07/28 18:00
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放送開始
2016/06/01 19:00
タイムシフト視聴終了
2016/06/08 18:00