カフェに
行く
-
友の会会員限定最前列席 前売券2,600円
-
友の会会員 前売券2,100円
-
友の会会員 当日券2,600円
-
一般 前売券2,600円
-
一般 当日券3,100円
ネットで
見る
-
チャンネル会員無料
-
一般1,000円
-
チャンネル会員無料
-
一般500円
『エンドレスエイトの驚愕』から目下ますます膨らむにまかせつつある我がハルヒ愛を――EEへの恨みつらみに雁字搦めになったまま――考察風に語り倒せればと思っております!(三浦俊彦)
▼ イベントに向け、三浦俊彦さんが毎日ブログを更新! 必読です!
アドホック日記そのほか:: 三浦俊彦 の時空間 Blog
坂上秋成さんから、明日使うかもしれない? プレゼン資料が届きました!(まだ作成途中とのこと!)
【イベント概要】
2009年。
アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の「時系列順再放送」に、
サプライズ的に挟まれた新作エピソード「エンドレスエイト」。
潜在意識によって無限にループする
「終わらない夏休み」からの脱出を描く物語が、
アニメ版ではほぼ同じ内容で、8週間にわたり8回放送された。
8回の放送はそれぞれ別に制作され、
作画も収録も行われた「新作」だが、
この異様な手法は大きな議論を巻き起こし、
おもに否定的な意見が大半を占めた。
『ハルヒ』ファンにとっては黒歴史と見る向きもある。
先日、ゴールデンウィーク特別企画として、
ニコニコ動画で『涼宮ハルヒの憂鬱(2009年放送版)』が配信され、
またもや「エンドレスエイト」が批判されたことでも話題となった。
テレビ放送から9年、
あえていま「エンドレスエイト」を取り上げ、
分析哲学の「理屈力」で徹底的に論じたのが、
三浦俊彦の新著『エンドレスエイトの驚愕 ハルヒ@人間原理を考える』(春秋社)だ。
「エンドレスエイト」にまつわる言説を踏まえながら、
作品内部のメッセージを徹底的に読み解き、
そのうえで「人間原理」を応用してまったく独自の仮説を展開していく話題の本書。
三浦は「ポストモダンな文化人・批評家たちが泣いて喜ぶ実作例」であるにもかかわらず、
だれも「エンドレスエイト論」を書かないことから「使命感に駆り立てられ」て、本書を執筆したという。
著者である分析哲学の泰斗・三浦俊彦(1959年生まれ)をゲンロンカフェに迎え、
『ゴーストの条件』で独自のキャラクター論を展開した
評論家・村上裕一(1984年生まれ)と、
『涼宮ハルヒのユリイカ』(『ユリイカ』増刊号)に
ハルヒ論「涼宮ハルヒの失恋」を寄せた作家・坂上秋成(同じく1984年生まれ)とともに、
いまあらためて『ハルヒ』と「エンドレスエイト」を語り尽くす……!
【イベント後記】
当日のtweetのまとめはこちら!
坂上秋成 Shusei Sakagami
1984年生、作家。主な著作に『ファルセットの時間』(筑摩書房)、『惜日のアリス』、『夜を聴く者』(いずれも河出書房新社)、『モノクロの君に恋をする』、『紫ノ宮沙霧のビブリオセラピー』(いずれも新潮文庫nex)、『ONE PIECE novel LAW』(集英社) など。小説以外の仕事として『TYPE-MOONの軌跡』、『Keyの軌跡』(いずれも星海社新書)。
ゲームシナリオの執筆も行い、主な作品に『ヘブンバーンズレッド』でのシナリオ協力、2024年発売予定の『オールインアビス イカサマサバキ』のシナリオライターなど。
三浦俊彦 Toshihiko Miura
1959年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学文学部教授。専門は、美学・分析哲学。和洋女子大学名誉教授。著書に『天才児のための論理思考入門』(河出書房新社、2015年)、『改訂版 可能世界の哲学ーー「存在」と「自己」を考える』(二見文庫、2017年)など。
村上裕一 Yuichi Murakami
1984年生。批評家。株式会社梵天代表。批評家。著書に『ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力』(講談社)、『ネトウヨ化する日本 暴走する共感とネット時代の「新中間大衆」』(KADOKAWA)。