ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第2期#9効果──展開2

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〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉の講義を生中継します。

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「完成稿講評」部分の中継は一般の方でもご視聴いただけます。こちらはタイムシフトを公開しません。あらかじめご了承ください。

【完成稿課題】

印象的なシーンを作る〜何をどう描くか

読者に「何がどうしてどうなった」かを説明するだけならば、それは箇条書きの文章でも伝えられます。しかしせっかくマンガにするのなら、説明に演出を加えて「表現」にしましょう。
演出するのは、キャラの感情でも、その場の雰囲気でも、何でもいいです。とにかく「演出する」ということを意識して、「自分はこのシーンでは、これこれこういうことを表現したかった。そしてそのために、これこれこういう工夫をした」ということを、自分の口で説明できるようなネームをきってみてください。

(田亀源五郎)

 

【ネーム課題】

記号から紐解くインプレッション

この先生の描く女性が、とてつもなくいじらしい、とてつもなく清楚に感じる、とてつもなくエロい。
読者にそう感じさせるには、それなりの理由があるのです。この課題では、そういった先人たちの「秘伝のタレ」を解き明かし、自身の血肉にする、マンガ記号のリバースエンジニアリングを体感してもらいます。良い意味での「パクリ」です。
自分のキャラクターに欠けている要素はなにか?その要素を持っているマンガ家は誰か、それはどんな記号や仕草や性格設定から醸し出されるのか?
それを見つけて解き明かし、自身の作品に活かしましょう。

(田中圭一)

 

【イベント後記】

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togetter

 

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ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 – ゲンロンスクール

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田中圭一 Keiichi Tanaka

1962年生まれ。マンガ家。京都精華大学マンガ学部ギャグマンガコース准教授。株式会社BookLive所属。大学在学中に小池一夫劇画村塾に入学し、1984年「ミスターカワード」でマンガ家デビュー。『ドクター秩父山』がアニメ化されるなど人気を博す。パロディを題材とした同人誌も多数発表している。近著に『田中圭一の「ペンと箸」』、『うつヌケ』など。

西島大介 Daisuke Nishijima

1974年東京生まれ。〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉ひらめき☆プロデューサー。2004年に書き下ろし長編コミック『凹村戦争』(早川書房)で漫画家デビュー。同作は平成16年度第8回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品となり、またこの年に星雲賞アート部門を受賞。代表作に『世界の終わりの魔法使い』(河出書房新社)『すべてがちょっとずつ優しい世界』(講談社)など。IKKI休刊により未完となった『ディエンビエンフー』が2017年1月より「月刊アクション」(双葉社)に移籍、『ディエンビエンフー TRUE END』として連載再開。イラストレーター、アートディレクターとして装幀画やCDジャケットを数多く手掛け、「DJ まほうつかい」名義での音楽活動やアーティストとしての個展も開催する。

さやわか Sayawaka

1974年生まれ。ライター、物語評論家、マンガ原作者。〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師。著書に『僕たちのゲーム史』、『文学の読み方』(いずれも星海社新書)、『キャラの思考法』、『世界を物語として生きるために』(いずれも青土社)、『名探偵コナンと平成』(コア新書)、『ゲーム雑誌ガイドブック』(三才ブックス)など。編著に『マンガ家になる!』(ゲンロン、西島大介との共編)、マンガ原作に『キューティーミューティー』、『永守くんが一途すぎて困る。』(いずれもLINEコミックス、作画・ふみふみこ)がある。「コミックブリッジ」で『ヘルマンさんかく語りき』(作画:倉田三ノ路)を連載中。

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放送開始
2018/09/09 15:00
タイムシフト視聴終了
2018/09/16 18:00
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放送開始
2018/09/09 18:00
タイムシフト視聴終了
2018/09/09 23:59