ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第4期#10「アーカイヴ」と「レパートリー」──空間芸術(2nd cycle)

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【課題】

「アーカイヴ」と「レパートリー」

 
パフォーマンス研究のダイアナ・テイラーは、〈知〉の伝達という文脈において、「アーカイヴ」を、「耐久性があると想定されている素材(たとえば、テクスト、文書、建物、骨)、また、その場で消失してしまう「レパートリー」とは、「身体化された実践/知、たとえば、話される言葉、ダンス、スポーツ、儀礼」だと定義している。「『アーカイヴ的』記憶は、文書、地図、文学テクスト、書簡、考古学的死骸、骨、ヴィデオ、フィルム、CDといった、変化に抵抗すると想定される諸アイテムとして存在する」。他方、「レパートリーは、身体化された記憶を行為化する。即ち、パフォーマンス、身ぶり、口伝え、動き、ダンス、再生産不能な知、要するに、消えてしまう再生産不能な知だと通常考えられる諸行為」である。

「アーカイヴ」と「レパートリー」という〈知〉の伝達のための形態的カテゴリーは、相互貫入的/侵犯的であり、その卑近な事例は、演劇的表象における「アーカイヴ」としての戯曲テクストと、「レパートリー」としてのパフォーマンス(演出と俳優の語りと身ぶり)である。

以上を参考にし、「動かないもの」(たとえばテクスト)としての「アーカイヴ」と、その場で消えてしまうが「動きつづける=可変的」なものとしての「レパートリー」(たとえばパフォーマンス)という記述概念を使い、芸術文化の諸領域における同時代的課題を、具体的な作家や作品、あるいは事象に必ず言及しつつ、批評的に論じてください。

<運営による追記:今回ゲスト講師から文字数制限はありませんので、批評再生塾の基準である「2000字~8000字」を選考対象とします。>

 

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内野儀 Tadashi Uchino

1957年京都生れ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(米文学)。学術博士(2001)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(表象文化論)。専門は日米現代演劇、パフォーマンス研究。著書に『メロドラマの逆襲——〈私演劇〉の80年代』(勁草書房、1996年)、『メロドラマからパフォーマンスへ——20世紀アメリカ演劇論』(東京大学出版会、2001年)、”Crucible Bodies: Postwar Japanese Performance from Brecht to the New Millennium” (Seagull Press, 2009)等。新著に『「J演劇」の場所——トランスナショナルな移動性(モビリティ)へ』(東京大学出版会, 2016年)がある。セゾン文化財団評議員、神奈川芸術文化財団理事、アーツカウンシル東京ボード委員、ZUNI Icosahedron Artistic Advisory Committee委員。表象文化論学会理事、「Performance Paradigm」(オーストラリア)、「Dance Research Journal of Korea」(韓国)国際編集委員。

佐々木敦 Atsushi Sasaki

撮影=新津保建秀
1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉主任講師。『即興の解体/懐胎』(青土社)、『ex-music(L)』『同(R)』(アルテス・パブリッシング)、『「4分33秒」論』(Pヴァイン)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『批評時空間』(新潮社)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『ニッポンの思想』、『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『ゴダール原論』(新潮社)、『例外小説論』(朝日新聞出版)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、など著書多数。近著に『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『筒井康隆入門』(星海社新書)、『新しい小説のために』(講談社)がある。

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放送開始
2018/10/24 19:30
タイムシフト視聴終了
2018/10/31 18:00
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放送開始
2018/10/24 21:15
タイムシフト視聴終了
2018/10/24 23:59