障害者スポーツから考える未来──電動車椅子サッカー映画『蹴る』公開記念イベント

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【イベント概要】

映画「蹴る」は、電動車椅子サッカーに人生を賭ける選手たちを追ったドキュメンタリー作品。
選手の多くはSMA(脊髄性筋萎縮症)や筋ジストロフィー、脳性麻痺、脊髄損傷等により自立歩行できないなどの重い障害を持つ。そんな選手たちが命がけでワールドカップを目指す姿を、6年に渡って追い続けた。

選手たちは、自らの体形に合わせ改造した電動車椅子を自在に操り、車椅子同士がぶつかる衝撃にも耐えながら、鍛え抜かれた技と強烈な意思で試合に挑んでいる。
映画のなかでは、激しい試合やトレーニングの姿だけでなく、家族のサポート、自らの障害との折り合い、恋愛模様など、電動車椅子とともに生きる彼らのひたむきな素顔を捉えている。

監督である中村和彦氏は「東京パラリンピックに向け障害者スポーツへの関心が高まっているが、パラリンピック実施競技以外はほとんど知られていない。電動車椅子サッカーも然りだ」「これほど重度の障害を持ちながら、これほど激しいスポーツは他にあるだろうか?」と述べている。

同映画は、3月23日からポレポレ東中野を皮切りに全国公開がスタート。
この度ゲンロンカフェでは、中村氏のほか、日比野克彦氏、司会に石戸諭氏をお招きして、公開記念トークイベントを開催する。

日比野氏は日本を代表する現代美術家。現在は、東京藝術大学の美術学部長や岐阜県美術館の館長なども務めている。
2014年からはアートプログラム「TURN」を監修。同プログラムでは、障害を抱える人や社会的支援を必要とする人のコミュニティにアーティストが赴き、立場や背景の違いを超え人々の交流をはかることで、新たな表現を生み出している。
また日比野氏は日本サッカー協会の社会貢献委員長を務めるなど、サッカーとの繋がりも深い。

石戸氏はゲンロンカフェ来場者にはお馴染みの、気鋭のノンフィクションライター。
著書『リスクと生きる、死者と生きる』では、東日本大震災に見舞われた人々の心の動きに向き合い、マスメディアからこぼれ落ちる言葉を繊細につづった。
最近では『ニューズウィーク日本版』(2019年2月26日号)に掲載された、大型ルポ「沖縄ラプソディ」が話題を呼んでいる。基地をめぐる県民投票に揺れる沖縄で、政治的対立によって覆い隠された、さまざまな人々の姿を浮かびあがらせている。

障害とはなにか? 生とはなにか?
障害者スポーツ選手たちの生きる姿を通して、これからの多様性社会を考えていく。

《車椅子、電動車椅子でのご来場について》

道路からゲンロンカフェのある建物のエレベーターまでの間に段差がございます。

 
ご来場の際はスタッフが介助いたしますので、ご到着時に 03-5719-6821(ゲンロンカフェ店舗) までお電話ください。
エレベーターに乗っていただいてからゲンロンカフェのフロアまでは段差はございません。

また恐縮ながら、車椅子の方向けの化粧室は建物にございません。
ゲンロンカフェから化粧室までの間には階段がございます。

 
ご不明な点がありましたら、 info@genron.co.jp までお気軽にお問い合わせください。

 


映画「蹴る」(監督:中村和彦)

 

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togetter

日比野克彦 Katsuhiko Hibino

1958年岐阜市生まれ。アーティスト。東京藝術大学美術学部長。岐阜県美術館 館長。大学在学中にダンボール作品で注目を浴び、国内外で個展・グループ展を多数開催。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行っている。’82年日本グラフィック展大賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)など。2014年より異なる背景を持った人たちの交流をはかるアートプログラム「TURN」を監修。

中村和彦 Kazuhiko Nakamura

1960年福岡県生まれ。映画監督。大学在学中より、助監督として劇映画の世界に入る。主な監督作に「棒 Bastoni」(2001年)、「日本代表激闘録」(日本サッカー協会オフィシャルDVD)をはじめとするサッカー関連DVDなど。知的障害者サッカー日本代表を追ったドキュメンタリー「プライドinブルー」(2007年)で文化庁映画賞優秀賞受賞。ろう者サッカー女子日本代表を追った「アイ・コンタクト」(2010年)で山路ふみ子映画福祉賞を受賞。著書に「アイ・コンタクト」(2011年岩波書店刊)がある。

石戸諭 Satoru Ishido

1984年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。立命館大学法学部卒業。2006年、毎日新聞社に入社。2016年、BuzzFeed Japanに移籍。2018年、独立してフリーランスのライターに。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞、2021年、「文藝春秋」掲載のレポート「「自粛警察」の正体」で第1回PEPジャーナリズム大賞を受賞。週刊誌から文芸誌、インターネットまで多彩なメディアヘの寄稿に加え、テレビ出演など幅広く活躍中。著書に、『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)、『ルポ 百田尚樹現象 愛国ポピュリズムの現在地』(小学館)、『ニュースの未来』(光文社新書)、『視えない線を歩く』(講談社)、『東京ルポルタージュ』(毎日新聞出版)。

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2020/02/01 00:00
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放送開始
2019/03/28 19:00
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2019/04/04 18:00