当事者研究はどこへ向かうのか──身体優位の時代の先へ #2

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【イベント概要】

2019年5月8日ゲンロンカフェにて、
斎藤環×與那覇潤「身体優位の時代の先へ──『平成の鬱』とその処方箋」を開催しました。

このイベントは、與那覇氏が自身の病気の体験と、平成における日本、
そして世界の変動を重ねて論じた著作『知性は死なない――平成の鬱をこえて』刊行記念として、
ALL REVIEWS」に同書の書評も寄せられた、
精神科医・批評家の斎藤環さんとの公開対談イベントとしておこないました。

「令和の幕開けに際して『平成の鬱』を乗り越えるための処方箋を探る」と語りかけることからはじまったこのイベントは、
病、精神と身体についての言及方法論から、当事者研究について、
またはコミュニケーションについてなど、様々なテーマで議論がおこなわれ大きな反響を呼びました。
そして今回、観客からの熱いリクエストにこたえて、第二回の開催が決定ーー!!

ゲストには、前回のイベントでも言及のあった『どもる体』(医学書院)、
そして近刊の話題書『記憶する体』(春秋社)などを通し、
従来の医学的・心理的アプローチとはまったく違う視点から、
吃音や視覚障害、麻痺や幻肢痛、認知症などについて言葉を紡いできた伊藤亜紗さんです!

精神科医として臨床現場に立ち続ける一方、
社会的ひきこもり』(1998年)、『心理学化する社会』(2003年)、
ヤンキー化する日本』(2014年)など数々の著作で平成日本を分析し、
また近年では「オープンダイアローグ」の手法と思想を通じて、
精神疾患と国内の医療現場にアプローチしている斎藤環さん。

そして、ベストセラーとなった『中国化する日本』(2011年)で、
歴史学者として一躍名を馳せ、若くして頭角を現し気鋭の論客と呼ばれたが、
2014年に双極性障害(躁うつ病)を発症し、のち勤務先の大学を辞職。
病気の体験と、平成における日本、そして世界の変動を重ねて論じた著作
知性は死なない――平成の鬱をこえて』(2018年)を2018年に刊行された與那覇潤さん。
2019年にはまさに平成の鬱をこえ、『歴史がおわるまえに』(亜紀書房)を刊行されました。

この三名で「当事者研究はどこにあるのか」、
そして、身体優位の時代にいかにして思考を展開することができるか、
病/心と身体をこれからどのように論じることができるか、
歴史、思想と往復しながら、たっぷりとお話いただきます。

ぜひ会場にて、生の議論をお聞きください。ご来場をお待ちしております!

 

当日のtweetのまとめはこちら

togetter

伊藤亜紗 Asa Ito

東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転し、人間の体の多様なあり方を研究。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、第42回サントリー学芸賞を受賞。

斎藤環 Tamaki Saito

1961年、岩手県生まれ。1990年、筑波大学医学専門学群環境生態学卒業。医学博士。爽風会佐々木病院精神科診療部長(1987年より勤務)を経て、2013年より筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理、および病跡学。著書に『「自傷的自己愛」の精神分析』(角川新書)、『映画のまなざし転移』(青土社)など。2013年、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店)で第11回角川財団学芸賞を受賞。2020年、『心を病んだらいけないの?』(與那覇潤との共著、新潮社)で第19回小林秀雄賞を受賞。

與那覇潤 Jun Yonaha

1979年生。東京大学大学院総合文化研究科で博士号取得後、2007~17年まで地方公立大学准教授。当時の専門は日本近現代史で、講義録に『中国化する日本』(文春文庫)、『日本人はなぜ存在するか』(集英社文庫)。離職後は『知性は死なない』(文春文庫)、『心を病んだらいけないの?』(斎藤環と共著、新潮社。第19回小林秀雄賞)など、自身の病気の体験も踏まえた言論活動を在野で行っている。新型コロナウイルス禍での学界の不見識に抗議して、2021年の『平成史』(文藝春秋)を最後に「歴史学者」の呼称を放棄した。近刊に『過剰可視化社会』(PHP新書)など。

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