コロナによる分断を越えて、「対話」と「同意なき共感」を取り戻す──『心を病んだらいけないの?』小林秀雄賞受賞記念

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【イベント概要】

精神科医の斎藤環氏と歴史学者の與那覇潤氏が語り下した共著『心を病んだらいけないの?――うつ病社会の処方箋』(新潮社)が、第19回小林秀雄賞を受賞した。その受賞を記念して、両氏による対談イベントを開催する。

小林秀雄賞の公式サイトには、「書名をはるかに超えた、射程の広い見事な「平成史」。本書自体が「オープンダイアローグ」であり、一方通行ではない言葉の運動から生まれる、現代の俯瞰図である。」とその受賞理由が紹介されている。

與那覇氏は、新進気鋭の歴史学者として活躍を見せていたさなか、双極性障害(躁うつ病)を発症し、勤務先の大学を辞職した。病気の回復を経て、氏がたどり着いた社会と「知」への探求を綴った『知性は死なない――平成の鬱をこえて』は、大きな話題となった。

ゲンロンカフェでは、令和になって初めての月に、『知性は死なない』に書評を寄せた斎藤氏と與那覇氏の対談イベントを開催した。『心を病んだらいけないの?』の「まえがき」よると、同イベントが端緒になって、両氏の「対話」の機会が続いていったという。

今回のイベントでは、同書で交わした「対話」について、両氏にふり返っていただく予定だ。さらに、同書の対談収録後、新型コロナウィルス感染症が流行し、大きくさま変わりした社会をどう捉えているかについて、じっくりとお話を伺いたい。

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

201612
心を病んだらいけないの?――うつ病社会の処方箋』(新潮社)

斎藤環 Tamaki Saito

1961年、岩手県生まれ。1990年、筑波大学医学専門学群環境生態学卒業。医学博士。爽風会佐々木病院精神科診療部長(1987年より勤務)を経て、2013年より筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理、および病跡学。著書に『社会的ひきこもり』(PHP研究所)、『戦闘美少女の精神分析』(太田出版)など。『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店)で、第11回角川財団学芸賞受賞。

與那覇潤 Jun Yonaha

1979年生。東京大学大学院総合文化研究科で博士号取得後、2007~15年にかけ地方公立大学で教鞭を執る。当時の専門は日本近代史で、講義録に『中国化する日本』(文春文庫)、『日本人はなぜ存在するか』(集英社文庫)。2017年秋に離職、翌春刊行した『知性は死なない 平成の鬱をこえて』(文藝春秋)は、自身の病気の体験を踏まえて平成/ポスト冷戦の知識人の挫折を考察し、大きな反響を呼んだ。近刊に『歴史がおわるまえに』(亜紀書房)、『荒れ野の六十年』(勉誠出版)など。

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放送開始
2020/09/16 19:00
タイムシフト視聴終了
2020/09/23 23:59