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webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://webgenron.com/articles/article20201014_02/
【イベント概要】
高山羽根子、宮内悠介、酉島伝法らをはじめとして、
多くの俊英を世に送り出してきた創元SF短編賞。
2009年に創設されると、
初回から600以上の応募を集め、
新たな才能がデビューする舞台になってきた。
当時ほかになかった
「短編SF専門の新人賞」は、
どのようなねらいで創設され、
成功を収めるにいたったのか。
そして今年発表の第11回から導入された、
「最終選考前に改稿」という
異例の新システムはどのように機能しているのか。
記念すべき第1回で佳作を受賞してデビューし、
この9月には最新作『暗闇にレンズ』(東京創元社)が刊行される
新芥川賞作家・高山羽根子、
日下三蔵とともに第10回まで選考委員を務めた大森望、
「ゲンロン 大森望 SF創作講座」でもおなじみ、
賞の仕掛け人である東京創元社・小浜徹也が語る、
創元SF短編賞の舞台裏と未来。
飛び入りゲストも予定しています!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
小浜徹也(東京創元社) Tetsuya Kohama
1962年、徳島県生まれ。京都大学SF研究会OB。1986年に東京創元社へ入社し、編集者として一貫してSFを担当。近年の担当書籍は、松崎有理、宮内悠介、酉島伝法、高山羽根子など創元SF短編賞出身者の作品、中村融のテーマSFアンソロジーや、2016年に始めた創元SF文庫の新版・新訳版シリーズ〈SFマスターピース〉など。ウンベルト・エーコと島崎博の来日イベントの司会をつとめたことが生涯の自慢。2000年に柴野拓美賞を受賞。
高山羽根子 Haneko Takayama
富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。
2009年、「うどん キツネつきの」第1回創元SF短編賞佳作。同作がアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)に収録。2014年、短編集『うどん キツネつきの』刊行。2015年、短編「おやすみラジオ」が第46回星雲賞(日本短編部門)参考候補作に選出。SFが読みたい!2016年版 BEST SF 2015[国内篇]7位に『うどん キツネつきの』選出。第36回日本SF大賞最終候補作に『うどん キツネつきの』選出。2016年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。2017年、「太陽の側の島」が『行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選)』(創元SF文庫)に採録。2018年、短編集『オブジェクタム』刊行。小説トリッパー(朝日新聞出版)掲載の短編ほか収録。第39回日本SF大賞最終候補作に選出。2019年、「居た場所」が第160回芥川龍之介賞候補。短編集『居た場所』刊行。文藝(河出書房新社)掲載の短編ほか収録。
大森望 Nozomi Ohmori
1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉主任講師。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。