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webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://webgenron.com/articles/article20201027_01/
【イベント概要】
今年2月、ゲンロンカフェでは、AV監督の二村ヒトシ氏とノンフィクションライターの濱野ちひろ氏との対談イベント「人間、セクシュアリティ、愛」を開催した。「ズー」と呼ばれる動物性愛者たちを見つめ、「人間とはなにか」を問いかけた濱野氏の著書『聖なるズー』(第17回 開高健ノンフィクション賞受賞)をめぐって、刺激的な対話がくり広げられた。
そんな両氏による対談イベントの第2弾は、濱野氏が聞き手となる、二村氏への公開インタビュー。二村氏はジェンダーを超える演出など、さまざまな創案でポルノの可能性を追求し続けてきた。二村氏のこれまでの仕事や人生をふり返るとともに、二村氏が考える「これからのポルノ」についてたっぷりとお話を伺う。
コンプライアンスが叫ばれ、#MeToo運動が席巻し、コロナで人々が触れ合うことが嫌忌される時代に、ポルノはどのように変わっていくのか。「これからのポルノ」から性と愛について、人間と社会についてを思索する、必聴のイベント!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
二村ヒトシ Hitoshi Nimura
1964年生まれ。慶應義塾大学文学部中退。アダルトビデオ監督。女性が主導権をもって男性を愛撫する「痴女」、男優が登場しない「レズ」、女性が登場しない「女装美少年」などのジャンルの演出手法を確立した。 著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(共に文庫ぎんが堂)、『僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに』(KADOKAWA)、共著に『どうすれば愛しあえるのーー幸せな性愛のヒント』(KKベストセラーズ)、『オトコのカラダはキモチいい』(角川文庫)、『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』(KADOKAWA)、『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎文庫)など。
濱野ちひろ Chihiro Hamano
ノンフィクションライター。1977年、広島県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒業後、雑誌などに寄稿を始める。インタビュー記事やエッセイ、映画評、旅行、アートなどに関する記事を執筆。2018年、京都大学大学院修士課程修了。現在、同大学大学院博士課程に在籍し、文化人類学におけるセクシュアリティ研究に取り組む。2019年、『聖なるズー』(集英社)で第17回開高健ノンフィクション賞を受賞。