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【イベント概要】
新型コロナの流行でテレワークや動画配信の需要が激増し、DX元年ともされる2020年。
そんななかゲンロンも、新しい映像配信プラットフォーム「シラス」を10月19日に開設した。ゲンロンカフェのイベントも、ニコニコ生放送とともにシラスでの同時中継がスタートしている。
今回ゲンロンカフェでは、ニコニコ生放送を提供する株式会社ドワンゴの代表取締役であり、数多くの政府審議会委員、企業社外取締役などを兼任して日本のDXを牽引する夏野剛氏をお迎えし、東浩紀との特別対談を開催する。
これからはネットで教育もなにもかもできるようになると喝破する夏野。ネットへの依存は数の支配を強くするので、別の未来を作りたいと語る東。「最強の生主」とも呼ばれた東がなぜニコ生から離れたのか、その真意も聞けるかもしれない。
という建て付けの対談だが、夏野と東は旧知の仲。いつものとおり途中からはアルコール片手の放談になることはまちがいなし。ほぼ1年ぶりの対談をお見逃しなく!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
夏野剛 Takeshi Natsuno
早稲田大学政治経済学部卒、東京ガス入社。ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモへ。「iモード」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げ、ドコモ執行役員を務めた。現在は慶應大学の特別招聘教授のほか、株式会社ドワンゴ代表取締役社長、株式会社ムービーウォーカー代表取締役会長、そして、KADOKAWA、トランスコスモス、セガサミーホールディングス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGS、日本オラクルの取締役を兼任。このほか経済産業省の未踏IT人材発掘・育成事業の統括プロジェクトマネージャー、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与、内閣官房規制改革推進会議委員も務める。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。