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ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20201227_01/
【イベント概要】
「外国人の苦手な日本食」といえば、筆頭に挙げられるのが納豆だろう。
日本人の国民食とも言える納豆。
だがじつは納豆は、日本に特有のものでない――どころか、
中国、韓国、タイ、ミャンマーといったアジア各国にあり、
それどころかアフリカのナイジェリアやセネガル、ブルキナファソでも、
密かに食卓に上っていたのだ。
それを現地取材と丁寧な調査で解き明かしたのが、
辺境作家・高野秀行の『謎のアジア納豆』と、
新著『幻のアフリカ納豆を追え!』の2部作。
この大作のなかで、高野は各地の辺境を訪ね、
食卓を支える多種多様な納豆と、
それを育んだ食文化を報告していく。
最後には各国の納豆を食べ比べるべく、
「第1回納豆菌ワールドカップ」まで開催してしまう。
実際に現地に足を運び、住民たちと交流を重ね、
日常食である納豆の姿を明らかにしていく。
それを可能にするのは、底しれぬ好奇心と、
リサーチ結果を意味づける調査力だ。
対談相手は、
『週刊新潮』掲載の書評で
『幻のアフリカ納豆を追え!』を絶賛した写真家・都築響一。
都築は膨大な珍名所を訪ね歩き、
『ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行』や『珍世界紀行』といった著作にまとめている。
ふたりの仕事はともに、
いままで十分に目を向けられてこなかった、
興味深いものや事象に対する、
強い好奇心と愛情に満ちている。
旅のままならない時代だからこそ、
ふたりの並外れた好奇心の持ち主とともに、
想像の翼を巡らせるトークイベント!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
高野秀行『幻のアフリカ納豆を追え!』(新潮社)
高野秀行 Hideyuki Takano
1966年東京都生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部当時執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語講師を経て、ノンフィクション作家となる。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」をモットーとする。2006年『ワセダ三畳青春記』で第1回酒飲み書店員大賞、2013年『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家ブントランドと戦国南部ソマリア』で第35回講談社ノンフィクション賞、2014年同作で第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。
都築響一 Kyoichi Tsuzuki
1956年東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て、全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。93年『TOKYO STYLE』刊行(京都書院、のちちくま文庫)。96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト、のちちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を受賞。その他『賃貸宇宙UNIVERSE forRENT』(ちくま文庫)、『現代美術場外乱闘』(洋泉社)『珍世界紀行ヨーロッパ編』『夜露死苦現代詩』『珍日本超老伝』(ちくま文庫)『ROADSIDE USA 珍世界紀行アメリカ編』(アスペクト)『東京スナック飲みある記』(ミリオン出版)『東京右半分』(筑摩書房)『圏外編集者』(朝日出版)など著書多数。2012年より個人で有料メールマガジン『ROADSIDERS’ weekly』を毎週水曜日に配信中(http://www.roadsiders.com/)。