『風と共に去りぬ』とアメリカ

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※ 緊急事態宣言の再延長に伴い、鴻巣さんはビデオ通話を使用しての出演となります。

ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20210324_01/

 

【イベント概要】

風と共に去りぬ』といえば、ほとんどのひとが
ヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルという美男美女のスター主演による
ハリウッド映画の名作を思い浮かべるのではないでしょうか。

マーガレット・ミッチェルによる原作の小説(1936年)は10年の歳月をかけて執筆され、
刊行翌年にはピューリッツァー賞も受賞した大作です。
しかし、日本では翻訳の難解さもあり、
映画やミュージカルのヒットの陰で、
近年はさほど読まれていなかった感があります。

2015年、初版から80年を前に、新潮文庫(鴻巣友季子訳)
岩波文庫(荒このみ訳)と、相次いで新訳が刊行されました。
2018年には鴻巣氏による『謎解き「風と共に去りぬ」』が出版され、
精緻な作品分析に基づく大胆かつ新しい読みが提示されることになります。

本イベントでは、新潮文庫版の翻訳者である鴻巣氏をお迎えし、
ゲンロンの東浩紀、上田洋子が聞き手となって、同作の魅力と現代性を探ります。

スカーレットはどんな主人公なのか。
映画ではなにが描かれなかったのか。
従来の翻訳ではなにが抜け落ちてしまっていたのか。
ドストエフスキーのポリフォニー小説との共通点はどこにあるのか。

南北戦争と戦後の再建時代を約10年にわたって描いたこの小説は
戦争文学でもあるでしょう。
この作品は、差別的な描写があると糾弾されることもありますが、
そうした創作態度には、
歴史を美化せず、その暗部を記録する誠実さを見ることもできるはずです。
恋愛小説ではない『風と共に去りぬ』の読みを通して
南北戦争とその時代が、
現代アメリカ社会にいかに色濃く影を落としているかについても考えてみたいと思います。

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

鴻巣友季子 Yukiko Kounosu

1963年東京都出身。翻訳家、文芸評論家。現代文学の紹介並びに古典文学の新訳に尽力し、原文の味わいを生かしながら読みやすい翻訳文体を確立する。訳書に、クッツェー『恥辱』『イエスの幼子時代』、アトウッド『昏き目の暗殺者』(以上、早川書房)、ブロンテ『嵐が丘』、ミッチェル『風と共に去りぬ』(以上、新潮社)、ウルフ『灯台へ』(河出書房新社)他多数。編訳書に、ポー『E・A・ポー』(集英社)等。著書に、『カーヴの隅の本棚』(文藝春秋)、『熟成する物語たち』(新潮社)、『全身翻訳家』、『翻訳ってなんだろう?』(筑摩書房)、『翻訳問答』シリーズ(左右社)、『謎解き「風と共に去りぬ」』(新潮社)他多数。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(2019年)、『テーマパーク化する地球』(2019年)、『哲学の誤配』(2020年)、『ゲンロン戦記』(2020年)ほか多数。対談集に『新対話篇』(2020年)がある。

上田洋子 Yoko Ueda

撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。著書に『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β4-1』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。

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放送開始
2021/03/12 19:00
公開終了
2021/09/10 12:00
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放送開始
2021/03/12 19:00
タイムシフト視聴終了
2021/03/20 23:59