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【イベント概要】
菅政権の樹立から半年。
高支持率でロケットスタートを切ったかにみえた政権も、コロナ対策失敗で支持率はだだ下がり。東北新社やNTTによる総務省幹部らへの「接待問題」、そこに東京五輪開会式演出をめぐる女性蔑視も重なり、政局は混迷を極めている。
いったいこの国はどうなってしまうのか。このたびゲンロンでは、『新プロパガンダ論』を上梓したばかりの近現代史研究家・辻田真佐憲氏、社会学者・西田亮介氏コンビを迎え、東浩紀が司会・聞き手となって無料特番を放送する。
メディアと政治の関係、そして官民両輪の情報戦略を論じた『新プロパガンダ論』を出版したゲンロンだからこそお送りできる、新しい時事分析。というかシン・時事分析。
この国の政界を覆う「闇」の本質を語る! たぶん。
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
辻田真佐憲+西田亮介『新プロパガンダ論』(ゲンロン)
辻田真佐憲 Masanori Tsujita
1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。単著に『「戦前」の正体』(講談社現代新書)、『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』『文部省の研究』(文春新書)、『天皇のお言葉』『大本営発表』(幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文藝春秋)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。
西田亮介 Ryosuke Nishida
1983年京都生まれ。日本大学危機管理学部教授/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院特任教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。同政策・メディア研究科助教(研究奨励Ⅱ)、(独)中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大学大学院特別招聘准教授、東京工業大学准教授等を経て、2024年4月日本大学危機管理学部に着任。現在に至る。
専門は社会学。著書に『コロナ危機の社会学』(朝日新聞出版)『ネット選挙──解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『メディアと自民党』(角川新書)『情報武装する政治』(KADOKAWA)他多数。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。