ネットで
見る
-
チャンネル会員無料
-
一般990円
-
チャンネル会員無料
-
一般500円
-
チャンネル会員無料
-
一般500円
-
チャンネル会員無料
-
一般1,000円
【イベント概要】
国道16号線。東京の中心部から少し外側をぐるりと周る、全長約330kmの環状道路。神奈川の三浦半島から、東京、埼玉、千葉の房総半島までを結んでいる。さまざまな高速道路や国道につながる物流の要であり、周囲には都心へ通う人々が暮らすベッドタウンが広がっている。
東京⼯業⼤学教授の柳瀬博一氏の近著『国道16号線――「日本」を創った道』(新潮社)は、国道16号線が通る《16号線エリア》に注目することで、古代から現代までを一望し、各時代の人々の営みや文化、政治や経済を読み解いていく話題書だ。「地形」や地理的条件は、社会をどのように規定しているのか。柳瀬氏は、16号線エリアを舞台として、大胆かつスリリングに考察を深めている。
この度ゲンロンカフェでは、写真家の大山顕氏、メディア・アーティストの八谷和彦氏を交え、国道16号線と郊外論の新たな展開について考えていく。激変するメディア環境における新たな写真評論に取り組んだ『新写真論』の大山氏は、シラスの自身のチャンネル「都市を現像する」でも、たびたび国道16号線について言及している。八谷氏は、今年春に個展「秋水とM-02J」を開催。同展では、八谷氏が手がける「OpenSky」プロジェクトで制作された独自の飛行装置「M-02J」の実機展示のほか、太平洋戦争中に日本が開発を進めた戦闘機「秋水」が紹介された。戦前に黎明期を迎え、敗戦後に急速に衰退した飛行機産業も、16号線エリアを中心とする郊外に深く関わっているという。
国道16号線から考える、刺激的な日本文明論。白熱のトークを乞うご期待!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
大山顕 OHYAMA Ken
フォトグラファー/ライター。1972年11月3日生まれ。1998年千葉大学工学部修了。研究テーマは工場構造物のコンバージョン提案。工業地域を遊び場としてきた生い立ちがこの論文に結実。卒業後松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、フォトグラファーとして独立。出版、イベント主催などを行っている。
主な著書に『工場萌え』『団地の見究』(共に東京書籍)『ジャンクション』(メディアファクトリー)、『ショッピングモールから考える——ユートピア・バックヤード・未来都市』(東浩紀との共著、幻冬舎新書)『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン)。
八谷和彦 Kazuhiko Hachiya
撮影=米倉裕貴
メディア・アーティスト
1966年4月18日(発明の日)生まれの発明系アーティスト。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業、コンサルティング会社勤務。その後(株)PetWORKsを設立。現在にいたる。
作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーションツールや、ジェットエンジン付きスケートボード《エアボード》やメーヴェの実機を作ってみるプロジェクト《オープンスカイ》などがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。
2010年10月より東京芸術大学先端芸術表現科 准教授。
柳瀬博⼀ Yanase Hiroichi
東京⼯業⼤学リベラルアーツ研究教育院教授(メディア論)。1964年静岡県⽣まれ。慶應義塾⼤学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP)に⼊社。『日経ビジネス』記者を経て単⾏本編集者として『⼩倉昌男経営学』『⽇本美術応援団』『社⻑失格』『アー・ユー・ハッピー?』『流⾏⼈類学クロニクル』『養⽼孟司のデジタル昆⾍図鑑』『池上彰の教養のススメ』などを担当。その後『⽇経ビジネス』企画プロデューサー。TBSラジオ、ラジオNIKKEI、渋⾕のラジオでパーソナリティとしても活動。2018年3⽉⽇経BPを退社、同4⽉より現職に。著書に『国道16号線「⽇本」を創った道』(新潮社)、共著に『インターネットが普及したら、僕たちが原始⼈に戻っちゃったわけ』(晶⽂社)、『「奇跡の⾃然」の守りかた』(ちくまプリマー新書)、『混ぜる教育』(⽇経BP)。
ネットで
見る
-
チャンネル会員無料
-
一般500円
- 放送開始
- 2022/10/21 18:00
- タイムシフト視聴終了
- 2022/10/28 23:59
- 放送開始
- 2021/11/18 18:00
- タイムシフト視聴終了
- 2021/11/25 23:59