ロシアにとって国境とはなにか2:ソ連崩壊30年のいま──『「チェチェン化」するロシア』(東洋書店新社)刊行記念

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※ 真野さんはエジプト在住のため、ビデオ通話を使用しての出演となります。

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【イベント概要】

毎日新聞記者の真野森作氏と軍事評論家小泉悠氏による、ロシアをめぐる対談第二弾。今回は9月に刊行された真野氏の新著『「チェチェン化」するロシア』を端緒として、ロシアのいまを考えます。

今年、2021年12月はソ連が崩壊して30年。ソ連時代は「連邦」を構成していた共和国がそれぞれ独立したのち、ソ連を継承したロシアは周辺諸国と国際関係を結び直します。バルト諸国やウクライナとの関係が難しくなるなか、2014年にはロシアによるクリミアの併合が起こりました。2019年の前回の対談では、このウクライナの問題について、小泉氏の『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版)および真野氏の『ルポ プーチンの戦争』(筑摩選書)のふたつのご著書を軸に議論が交わされました。

崩壊から30年が経ったいま、昨年のベラルーシでの民主化運動後の反動体制をロシアはサポートしつつ、対NATOを見据えて関係を強めています。今年9月にはロシア軍とウクライナ軍による大規模合同演習「ザーパド-2021」が実施されています。他方、国内の自治共和国には、ロシア中央政府とは異なる動きで共和国を統治し、またロシアの安全保障の一翼を担うところも現れています。その代表的なものがチェチェン共和国ですが、1990年代から2000年代にはロシアからの独立をめざして紛争になっていたものの、いまはプーチン政権と親しい関係にあります。それどころか、ロシア反体制派暗殺への関与が疑われることすらあります。真野さんの『「チェチェン化」するロシア』は、いまや高層ビルや豪華なモスクが建つ首都グロズヌイの取材を経たルポルタージュです。

ソ連の崩壊とともに東西冷戦は終焉したはずですが、現在、ロシアはNATOを脅威ととらえ、外交の方針や国防の枠組みを決めています。その影響は日露の外交にも見られます。最近、中露艦隊が日本列島の周りを航行したことも、こうした方針と無関係ではないでしょう。また、今年8月に起こったアフガニスタンのタリバーン攻勢についても、ロシアは独自の路線を貫いています。他方、国内ではコロナ禍が収まらないまま、社会的な取り締まりが強まっています。先日、ロシアのジャーナリストがノーベル賞を受賞しましたが、それもプーチン大統領はすぐには祝福しませんでした。その後、反体制派で収監されているアレクセイ・ナヴァリヌイも国際賞を受賞していますが、もはやそうした賞による外交も機能していないように見えます。ロシアは国内外で、どのような方向に進んでいくのでしょうか。真野さんと小泉さんによる精緻な分析と議論に、どうぞご期待ください。

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。 

 

ポスト・プーチン論序説
真野森作『ポスト・プーチン論序説 「チェチェン化」するロシア』(東洋書店新社)

小泉悠 Yu Koizumi

東京大学先端科学技術研究センター特任助教。専門はロシアの軍事・安全保障政策。早稲田大学大学院政治学研究科(修士課程)修了後、民間企業勤務、外務省国際情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員、公益財団法人未来工学研究所研究員などを経て2019年から現職。主著に『軍事大国ロシア』(作品社)、『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』、『「帝国」ロシアの地政学』(ともに東京堂出版)などがある。『「帝国」ロシアの地政学』が第41回サントリー学芸賞を受賞。

真野森作 Shinsaku Mano

1979年生まれ、東京都出身。一橋大学法学部卒。2001年、毎日新聞社入社。北海道支社報道部、東京社会部、外信部、ロシア留学を経て、13年10月から17年3月までモスクワ特派員として旧ソ連諸国をカバーした。大阪経済部などを経て、20年4月からカイロ特派員として中東・北アフリカ諸国を担当。単著に『ルポ プーチンの戦争—「皇帝」はなぜウクライナを狙ったのか』(筑摩選書、18年12月刊)、『ポスト・プーチン論序説 「チェチェン化」するロシア』(東洋書店新社、21年9月刊)がある。
毎日新聞サイトでの記者ページ「中東・砂の迷宮から

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放送開始
2021/11/02 19:00
公開終了
2022/05/02 23:59
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放送開始
2021/11/02 19:00
タイムシフト視聴終了
2021/11/09 23:59