ウクライナ侵攻後、ロシアはどこへむかうのか──愛国と反体制のはざまで【『ゲンロン13』刊行記念】

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※ 平松さんは国外滞在中のため、20時よりオンラインでの出演になります。
 

【イベント概要】

ゲンロン13』刊行記念イベントとして、小特集「ロシア的なものとその運命」中の座談会「帝国と国民国家のはざまで」参加者によるトークイベントを開催いたします。
登壇するのは乗松亨平さん、平松潤奈さん、松下隆志さん、そしてゲンロン代表の上田洋子の4人のロシア文学研究者です。乗松さんは思想および19世紀文学、平松さんはスターリン期の文学と記憶の問題、松下さんは現代文学とポップカルチャー、上田は現代演劇とアート・アクティヴィズムを専門としています。

ウクライナ侵攻の背景にある思想や文化に迫った『ゲンロン13』の座談会では、乗松さんから「ロシア世界」の一体性を主張する思想家やプーチン政権のイデオロギーが、松下さんから戦争に賛成・反対の立場を示している作家やアーティストの活動が、そして平松さんからソ連崩壊後のヨーロッパ諸国とロシアのあいだの「記憶の戦争」が紹介されました。座談会は4月の開催でしたが、その後、戦況は変わり、ロシアでは部分動員が行われ、ますます大量の亡命者が生まれています。愛国者と反体制側がそれぞれ陣営を張るなかで、戦争は相変わらず続き、ウクライナでは血が流れ続けています。

今回のイベントでは、座談会のテーマを振り返りつつ、ロシアのいまとこれからを考えます。戦争推進派が力を持つ裏には、どのような思想や社会状況があるのか。国内の対立が深まるなか、人々はいかに戦っているのか。松下さんからは、社会や若者の気分を反映するロシアのヒップホップについてのお話しもいただきます。『ゲンロン13』とあわせてご覧ください。


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ゲンロン13』(ゲンロン)

乗松亨平 Kyohei Norimatsu

1975年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は近代ロシア文学・思想。著書に『リアリズムの条件 ロシア近代文学の成立と植民地表象』(水声社)、『ロシアあるいは対立の亡霊 「第二世界」のポストモダン』(講談社選書メチエ)、訳書にヤンポリスキー『デーモンと迷宮 ダイアグラム・デフォルメ・ミメーシス』、『隠喩・神話・事実性 ミハイル・ヤンポリスキー日本講演集』(いずれも水声社、共訳)など。

平松潤奈 Junna Hiramatsu

1975年生まれ。金沢大学国際基幹教育院准教授。専門はロシア・ソヴィエト文学。共著に『ユーラシア世界 4 公共圏と親密圏』(東京大学出版会)、『ロシア革命とソ連の世紀 4 人間と文化の革新』(岩波書店)、共訳書にヤンポリスキー『デーモンと迷宮 ダイアグラム・デフォルメ・ミメーシス』、『隠喩・神話・事実性 ミハイル・ヤンポリスキー日本講演集』(いずれも水声社)など。

松下隆志 Takashi Matsushita

1984年、大阪生まれ。現代ロシア文学研究者、翻訳家。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学非常勤講師。論文に「身体なき魂の帝国 マムレーエフの創作における〈我〉の変容」(『スラヴ研究』)、「ザハール・プリレーピン、あるいはポスト・トゥルース時代の英雄」(『ゲンロン6』)、訳書にウラジーミル・ソローキン『青い脂』(共訳)、『氷三部作』、『テルリア』(いずれも河出書房新社)などがある。2014年に第四回日本学術振興会育志賞を受賞。

上田洋子 Yoko Ueda

撮影=Gottingham
1974年生まれ。ロシア文学者、ロシア語通訳・翻訳者。博士(文学)。ゲンロン代表。早稲田大学非常勤講師。著書に『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β4-1』(調査・監修、ゲンロン、2013)、『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』(共訳、松籟社、2012)、『歌舞伎と革命ロシア』(編著、森話社、2017)、『プッシー・ライオットの革命』(監修、DU BOOKS、2018)など。展示企画に「メイエルホリドの演劇と生涯:没後70年・復権55年」展(早稲田大学演劇博物館、2010)など。

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放送開始
2022/11/17 19:30
公開終了
2024/05/17 23:59
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放送開始
2023/10/25 18:00
タイムシフト視聴終了
2023/11/01 23:59
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2023/02/28 18:00
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