「焼き物」をよむ、みる、つくる──日本はうつわの王国だった

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本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラスニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。

 

【イベント概要】

日本の「焼き物」は、茶道をはじめとした伝統的な文化と深く結びついてきました。一方で私たちの日々の暮らしは、茶碗や湯呑み、植木鉢、タイルをはじめとする建材などさまざまな「焼き物」と密接につながっています。
そんな、身近だけれど長い歴史を持つ「焼き物」の世界に近年足を踏み入れ、密度の高い仕事を展開しているおふたりの対談を開催いたします。日本文学研究者のロバート キャンベルさんと美術家の梅津庸一さんです。

キャンベルさんは、2018年から2021年にかけて茶道専門誌『淡交』に連載された「ロバート キャンベルの名品に会いに行く」を通じ、国宝から現代作品まで50作を超えるうつわや茶道具のもとを訪れてきました。その実り豊かな出会いは、この冬刊行された単行本『よむうつわ──茶の湯の名品から手ほどく日本の文化』上下巻(淡交社)に、全点撮り下ろしの写真つきで収録されています。キャンベルさんと博物館の学芸員・所蔵者の対話を通じ、うつわや茶道具がひとつひとつ「読み物」に変貌していく様子は、名品との出会いを読者に追体験させる文章であると同時に、ひとつの文学作品としての趣があります。

梅津さんは絵画を中心に現代美術の世界で高く評価されてきましたが、ここ数年は日本六古窯のひとつに数えられる信楽に拠点を構え作陶に没頭し「人がものをつくるとはなにか」という根本的な問いに立ち返っています。信楽の製陶所と協力した作品制作やセルフ芸術祭の様相を呈した「窯業と芸術」などもおこない、その過程で自身の作品のみならず「焼き物」を結節点に「窯業」や「民藝運動」の再考を試みています。

元々は「焼き物」の世界のインサイダーではなかったにもかかわらず、その魅力に取り憑かれていったキャンベルさんと梅津さん。今回はおふたりの初対談です。
「焼き物」を見る楽しみ・作る楽しみはどこにあるのか? 「焼き物の名品」とはいったい? そして、陶芸家と製陶業の未来は?

「焼き物」の魅力と楽しみ方を余すところなく語り尽くす、充実の対話にご期待ください!

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よむうつわ 上』(淡交社)

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よむうつわ 下』(淡交社)

【展示情報】

上田勇児・梅津庸一
フェアトレード 現代アート産業と製陶業をめぐって

会期|2023年1月17日(火)から2月18日(土)
会場|Kanda & Oliveiraギャラリーウェブサイト:www.kandaoliveira.com

梅津庸一 「緑色の太陽とレンコン状の月」』(2022年、タカ・イシイギャラリー)展示風景

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ロバート キャンベル Robert Campbell

日本文学研究者。早稲田大学特命教授、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問、東京大学名誉教授。ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。主な編著に『日本古典と感染症』(角川ソフィア文庫、編)、『井上陽水英訳詞集』(講談社)、『東京百年物語』(岩波文庫)、『名場面で味わう日本文学60選』(徳間書店、飯田橋文学会編)等がある。YouTubeチャンネル「キャンベルの四の五のYOUチャンネル」配信中。

梅津庸一 Yoichi Umetsu

1982年山形生まれ。美術家、パープルーム主宰。美術、絵画が生起する地点に関心を抱く。日本の近代洋画の黎明期の作品を自らに憑依させた自画像、自身のパフォーマンスを記録した映像作品、自宅で20歳前後の生徒5名と共に制作/共同生活を営む私塾「パープルーム予備校」の運営、「パープルームギャラリー」の運営、展覧会の企画、テキストの執筆など活動は多岐にわたる。主な展覧会に『梅津庸一個展 ポリネーター』(2021年、ワタリウム美術館)、『未遂の花粉』(2017年、愛知県美術館)。作品論集に『ラムからマトン』(アートダイバー)。作品集『梅津庸一作品集 ポリネーター』(美術出版社)今春刊行予定。

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放送開始
2023/02/07 19:00
公開終了
2023/08/07 23:59
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放送開始
2023/02/07 19:00
タイムシフト視聴終了
2023/02/14 23:59