カフェに
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
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一般500円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
5月に刊行された辻田真佐憲さんの新著『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』(講談社現代新書)。ゲンロンカフェではさっそく重版を重ねている話題の書の刊行記念イベントを開催いたします。ゲストにお迎えするのは『実話ナックルズ』やニュースサイト「TABLO」の編集長を務めてきた久田将義さんです。
神武天皇神話や英雄ヤマトタケルの活躍も、各神社にあるアマテラスやイザナギ・イザナミとの縁の言い伝えも──われわれが日常的に触れている日本の神話は、じつは新しい? 辻田さんによると、『古事記』や『日本書紀』に登場する彼らがメジャーになったのは、じつは明治維新後であると言います。江戸時代が終わって、日本が新たな国づくりをするなかで、「八紘一宇」などの四文字熟語とともに作り上げていったものだったのです。
日中・日露・太平洋戦争と繰り返される戦争によって、神話の愛国的役割はどんどん強化されていきます。そして戦後、ふたたび国を建て直さねばならない時期に、愛国神話は右派にも左派にも継承されていくのです。
『戦前の正体』では、こうした状況が文献や記念碑、軍歌などの緻密な研究から炙り出されています。
イベントでは、まず辻田さんに、戦前の愛国神話の成り立ちをお話いただきます。そして、今年亡くなった一水会の鈴木邦男氏を始め、新右翼の人々に取材を重ね、右派思想を考えてきた久田さんとともに、戦後から現在に至る愛国思想・ジャーナリズムについて議論します。
愛国の日本はどこからきて、どこへゆくのか。どうぞご期待ください!
辻田真佐憲『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』(講談社現代新書)
辻田真佐憲 Masanori Tsujita
1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。単著に『「戦前」の正体』(講談社現代新書)、『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』『文部省の研究』(文春新書)、『天皇のお言葉』『大本営発表』(幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文藝春秋)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。
久田将義 Masayoshi Hisada
1967年東京生まれ横浜育ち。編集者。「TABLO」編集長。著書に『関東連合』(ちくま新書)、『原発アウトロー 青春白書』(ミリオン出版)、『生身の暴力論』(講談社現代新書)、『僕たちの時代』(青木理 共著・毎日新聞出版)、『トラブルなう』(大洋図書)など。法政大学卒業後、産経メディックス、三才ブックス、ワニマガジン社へ。ムック『ワニの穴』シリーズ立ち上げ後ミリオン出版で『ダークサイドJAPAN』創刊。『実話ナックルズ』『ノンフィクスナックルズ』等編集長を経て選択出版、週刊朝日。その後、ミリオン出版編集局次長を経てフリーに。守備範囲は事件、アングラ、政治、都市伝説等。明大中野中学から高校まで五年間のラグビー経験あり。最近では、東浩紀と不定期にトークイベントを開催している。
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