2020年代に音楽はいかに応答するか

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webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
「AIは音楽家の仕事を奪うのか」
https://webgenron.com/articles/article20231024_01/

 

【イベント概要】

ミュージシャンの菊地成孔氏、tofubeats氏、荘子it氏と音楽ライターのimdkm氏の4名をお招きし、「この2020年代、音楽にはなにができるのか」を大いに議論していただきます。

この大きなテーマに関連して鍵となる問いは以下の2つ、すなわち、①「音楽や演奏が社会とかかわるとはどういうことか」、②「テクノロジーや作曲AIと人間はどのようにかかわるのか」です。

まず、音楽と社会のかかわりについて。
菊地氏が2022年に結成したバンド「ラディカルな意志のスタイルズ」は、「今まで組織してきた運動体の中でも、最も『今、社会に必要なものは何か?』」を念頭においているといい、結成ステートメントでは、「この深く酷い世界」にいま必要と思われる音楽として、「電気を使わない金属的、痙攣的なもの」「愛も、性も使わない快楽」を提示すると謳っています。tofubeats氏は昨年、制作日記をまとめた初の著書『トーフビーツの難聴日記』を出版、自身の突発性難聴やコロナ禍下での活動制限から結婚・上京までをも綴るとともに、〈鏡〉をテーマにした5thアルバム『REFLECTION』をリリースしました。 荘子it氏は、2024年3月から自身のグループ・Dos Monosの第二期を始動させることを宣言、テーマには「ヒップ・ホッブスの闘争状態からジョン・ロックの社会契約へ」を掲げています。
彼らはいま、音楽と社会の関係をいったいどのように考え、自身の活動につなげているのでしょうか。

そして、音楽とテクノロジーのかかわりについて。
菊地氏は、早くからジャズと電子音楽の融合にも挑む活動を行なってきました。最近では、菊地氏の私塾出身のクリエイター集団「新音楽制作工房」とともに、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023)にAIを利用し制作した楽曲も含む劇伴を提供するなど、実験的な楽曲制作を試みています。tofubeats氏や荘子it氏はシンガーやラッパーであると同時にトラックメイカーであり、その音楽活動はそもそものはじめから機械とは切っても切り離せないものです。他方で、荘子it氏は、近年のライブでは楽器の生演奏にも回帰しつつあります。
彼らには、たとえば作曲AIがときに人間と見紛うほどのクオリティの曲をつくるようになった昨今の状況はいったいどのように見えているのでしょうか。

3氏に、彼らが大きな信頼を寄せる音楽ライターであるimdkm氏を加えた布陣で、この2020年代に音楽について語るべきあらゆることを語り合っていただきます。

戦争、AI、コロナと世界的に変化の大きいこの時代に、音楽はいかに応答するのか。
ゲンロンカフェならではの徹底議論をご期待ください!

菊地成孔 Naruyoshi Kikuchi

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い。「菊地成孔とペペトルメントアスカラール」「ラディカルな意志のスタイルズ」「菊地成孔クインテット」リーダー。2021年、自らの生徒と共に、ギルド「新音楽制作工房」を立ち上げ。

tofubeats tofubeats

神戸出身の音楽プロデューサー/DJ。学生時代から様々なアーティストのプロデュースや楽曲提供、楽曲のリミックスを行う。
2013年4月に「水星 feat.オノマトペ大臣」を収録した自主制作アルバム「lost decade」を発売。
同年11月には森高千里をゲストボーカルに迎えた「Don’t Stop The Music」でワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEからメジャーデビュー。
2014年10月にメジャー1stアルバム「First Album」をリリースし、以降もコンスタントに作品を発表している。
2022年5月には約4年ぶりとなるニューアルバム「REFLECTION」と、初の書籍『トーフビーツの難聴日記』を同時に発表した。
2022年11月3日に「REFLECTION」のLP盤及び「REFLECTION REMIXES」を配信リリース。
2023年1月にはUKのDJ QとのコラボEP「A440」もリリースし、国内外でも注目を集め、
2023年5月に新曲「自由」を配信リリースし、MVと共に好評を博している。

荘子it Zo Zhit

Track Maker/Rapper
1993年生まれ
2019年に1st Album『Dos City』で米LAのDeathbomb ArcからデビューしたDos Monosを率い、全曲のトラックとラップを担当。
古今東西の音楽、哲学やサブカルチャーまで奔放なサンプリングテクニックで現代のビートミュージックへ昇華したスタイルが特徴。
2020年春にアメリカツアーを予定していたが、コロナの影響で中止。国内で制作に励み、台湾のIT大臣オードリー・タンとのコラボ曲等、シングルをいくつか発表した後、7月24日に、アリゾナのHip HopクルーInjury Reserveも参加した2nd Album 『Dos Siki』をリリースした。翌2021年7月にはそのリメイクアルバムとなる『Dos Siki 2nd season』をリリースし、同作にはblack midi、崎山蒼志、SMTK、Qiezi Mabo、JAZZ DOMMUNISTERSなどが参加した。
2021年9/14には、『ハイパー・ハードボイルド・グルメリポート』の上出遼平と共同でテレビ東京深夜の実験的番組『蓋』を手掛け、同作と連動したアルバム『Larderello』をリリースした。
12/3には、「HITOSHI MATSUMOTO Presents DOCUMENTAL Season10」のOP曲として制作したシングル『王墓』をリリースした。

imdkm

ライター。ティーンエイジャーの頃からダンス・ミュージックに親しみ、自らビートメイクもたしなんできた経験をいかしつつ、ひろくポピュラー・ミュージックについて執筆する。単著に『リズムから考えるJ-POP史』(blueprint、2019年)。

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放送開始
2023/09/21 19:00
公開終了
2024/03/21 23:59
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放送開始
2023/09/21 19:00
タイムシフト視聴終了
2023/09/28 23:59