カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
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チャンネル会員無料
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一般750円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
哲学者の山内志朗さん、檜垣立哉さん、アダム・タカハシさんをゲンロンカフェにお招きし、〈バロック〉を入り口に、中世から近代、現代まで、哲学の歴史と可能性をとことん語り合っていただくイベントを開催いたします。
イベントのきっかけは、今年5月からシラスで「山内志朗のラテン語が一瞬で身につく夢の哲学チャンネル」の放送も始まった、山内志朗さんによる新著『中世哲学入門──存在の海をめぐる思想史』(ちくま新書)の刊行でした。さらにそれと呼応するかのように、中世ヨーロッパ関係の書籍が相次いで出版され、トマス・アクィナス『神学大全』の文庫化も始まりました。
いま、ゲンロン・シラス界、そして日本の読書界に、中世哲学の熱い風が吹いているのです。
今回のイベントでは、中世哲学が近代哲学へ移行していった時代である〈バロック〉にスポットライトをあて、いまだ十分には知られざる哲学の歴史にわけ入ります。
ご登壇いただくのは、中世倫理学・スコラ哲学がご専門の山内志朗さんと、ベルクソンやドゥルーズなどの現代思想がご専門の檜垣立哉さん、そして昨年『哲学者たちの天球』(名古屋大学出版会)が話題をあつめた、中世自然哲学がご専門のアダム・タカハシさんです。
中世ヨーロッパの天使から現代日本の〈セカイ系〉まで自在に論じてみせる山内さんと、フランス現代思想から近代哲学、日本思想まで幅広く議論にとりこみ、怒涛の新刊ラッシュで人文界隈に衝撃を与えてきた檜垣さん。じつは、おふたりの思考は〈バロックの哲学〉において交差するのだとタカハシさんは読み解きます。
ほんらい「歪んだかたち」や秩序からの「逸脱」などの意味をもつ〈バロック〉は、哲学にどのような新しい可能性を切り開くのか? そもそもなぜ〈バロック〉が重要なのか?
そして、先日の『存在論的、郵便的』シンポジウムでゲンロンカフェ登壇が熱望された檜垣さんの自由闊達なトークに、山内さんとタカハシさんはどのように応答するのか──。
ここでしか聴けない、ゲンロンカフェならではの哲学イベントにどうぞご期待ください!
なお、司会をつとめるゲンロン編集部の植田は、哲学のど素人。イベントは、そもそもバロックとは?というところから始めていただこうと考えています。ぜひお気軽にご参加ください。
山内志朗 Shiro Yamauchi
1957年山形県生まれ。江戸時代に修験道の盛んな場所に生まれ育つ。上京し、東京大学文学部哲学専修を卒業し、その後大学院に進み、近代の哲学者ライプニッツを研究する。その後、中世哲学の方に関心を持つようなり、中世哲学を学ぶにはイスラーム哲学にも参入の必要を感じ、哲学史を遡ることを始める。新潟大学人文学部で教鞭をとったのちに、2007年から慶應義塾大学文学部で倫理学を教える。現在の関心はスコラ哲学の伝道師に徹しようと思いつつ、湯殿山のことやアニメのセカイ系が気になり、未だに迷走中である。
著書としては中世哲学にはまり込み抜け出られなくなった因縁の本『普遍論争』(哲学書房、1992年)、『ドゥルーズ:内在性の形而上学』(講談社、2011年)、『新版 天使の記号学:小さな中世哲学入門』(岩波現代文庫、2019年)、『中世哲学入門:存在の海をめぐる思想史』(ちくま新書、2023年)などがある。
檜垣立哉 Tatsuya Higaki
1964年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。博士(文学)。大阪大学大学院人間科学研究科教授などを経て、現在は、専修大学文学部哲学科教授。専攻は、哲学、現代思想。
著書に『ベルクソンの哲学:生成する実在の肯定』(講談社学術文庫、2022年)、『ドゥルーズ:解けない問いを生きる〔増補新版〕』(ちくま学芸文庫、2019年)、『ヴィータ・テクニカ:生命と技術の哲学』(青土社、2012年)、『日本哲学原論序説:拡散する京都学派』(人文書院、2015年)、『バロックの哲学』(岩波書店、2022年)、『日本近代思想論:科学・技術・生命』(青土社、2022年)などがある。
アダム・タカハシ Adam Takahashi
1979年宮城県生まれ。哲学史家。慶應義塾大学文学部卒業、オランダ・ラドバウド大学大学院博士課程満期退学。PhD (Philosophy).
専門は中世自然哲学史。東洋大学助教等を経て、現在関西学院大学文学部准教授。主著として『哲学者たちの天球:スコラ自然哲学の形成と展開』(名古屋大学出版会、2022年)。主な業務であるプールで泳ぐ頻度が低下気味なのが最近の悩み。
植田将暉 Masaki Ueta
1999年、香川県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程在籍。憲法学、特に「自然の権利」をめぐる比較憲法史。ゲンロン編集部所属。
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