カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る
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チャンネル会員無料
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一般1,485円
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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公は紫式部。平安時代中期に『源氏物語』を書き上げた女性です。日本文学の古典として広く読まれ、愛され続ける『源氏物語』に再び注目が集まっています。
書評家・文筆家の渡辺祐真(スケザネ)さんが編者を務めた『みんなで読む源氏物語』が、2023年12月にハヤカワ新書から刊行されました。本書は幅広いジャンルの面々が集結し、1000年以上にわたり読み継がれる『源氏物語』の魅力に、現代的な観点も交えて迫っていきます。
この度ゲンロンカフェではスケザネさんにくわえ、同書に寄稿した詩人・翻訳家の森山恵さん、能楽師の安田登さんによるトークイベントを開催します。
森山さんは、約100年前にイギリス人の東洋学者アーサー・ウェイリーが英訳した『源氏物語』を、再び日本語に訳す「戻し訳」を毬矢まりえさんとともに手がけました(『源氏物語 A・ウェイリー版』は左右社から全4巻が刊行)。古典の魅力を紹介する名手として、ゲンロンカフェでもお馴染みの安田さんも『源氏物語』には並々ならぬ思い入れがあるそう。
そもそも『源氏物語』とは、どんな物語なのか? 日本はもちろん、世界中で広く愛される理由はどこにあるのか? 『源氏物語』をより深く、より楽しく読むためにはどうしたらいいのか?
トークはもちろん、途中にはSPACの榊原有美さんにご参加いただいて『源氏物語』朗読のコーナーも予定しています。これまで、まったく『源氏物語』に触れたことがないという方も必見のイベントです。どうぞご期待ください!
渡辺祐真編著『みんなで読む源氏物語』(ハヤカワ新書)
森山恵 Megumi Moriyama
東京生まれ。詩人、翻訳家。詩集に『夢の手ざわり』(ふらんす堂)『みどりの領分』『岬ミサ曲』(思潮社)他。訳書に『源氏物語 A・ウェイリー版』全4巻(左右社、毬矢まりえ共訳)。同書にて2020年ドナルド・キーン特別賞受賞。2021年ヴァージニア・ウルフ『波〔新訳版〕』を早川書房より上梓。そのほか新聞、文芸誌に評論、エッセイ、書評などを発表。『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳『源氏物語』』(講談社)近刊。
安田登 Noboru Yasuda
下掛宝生流能楽師。1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。現在、関西大学特任教授。
著書に『あわいの力「心の時代」の次を生きる』、シリーズ・コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』、『すごい論語』(ともにミシマ社)、 『能 650年続いた仕掛けとは』(ともに新潮新書)、『あわいの時代の『論語』: ヒューマン2.0』(春秋社)、『野の古典』(紀伊国屋書店)、『見えないものを探す旅』(亜紀書房)など多数。
渡辺祐真(スケザネ) Sukezane Watanabe
1992年生まれ。東京都出身。書評家、文筆家、書評系YouTuber、ゲーム作家。
2021年頃から副業として書評家等の活動を開始。2023年に株式会社スクウェア・エニックスを退職し、専業となる。
テレビやラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェア、中学校や高等学校、大学、企業での講演会なども手掛けている。
毎日新聞文芸時評担当。TBSラジオ「こねくと」レギュラー。
著書に『物語のカギ』(笠間書院)。連載に『スピン/spin』(河出書房新社)、「短歌研究」(短歌研究社)など。文芸誌への寄稿のほか、書評、文庫の解説、エッセイなど多数。
YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」を運営。
翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(”The Night Is Short, Walk on Girl”)などの翻訳を手掛けた。