ゲンロン 大森望 SF創作講座 第7期#9第9回

「ゲンロン 大森望 SF創作講座」の授業です。担当講師は藤井太洋先生、浅井愛先生、大森望先生です。

【スケジュール】

1限 19:00-20:00:講義

2限 20:10-22:10:梗概講評会

3限 22:20-23:20:実作講評会

【梗概講評会】

「最終課題:ゲンロンSF新人賞【梗概】」

ゲンロンSF創作講座の最終講評会は「ゲンロンSF新人賞」と銘打ち、2024年刊行の弊社媒体に掲載される最優秀賞作品を選考します。

最終作品については、特定の課題やテーマを設けません。過去の回に提出した作品をリライトしてもかまいませんし、完全な新作でもかまいません。枚数は400字詰原稿用紙で100枚分(40,000字)を上限とします。

最終講評会に先立つこの講義では、最終講評会に向けた梗概とアピール文を提出することができます。提出作品については講師からアドバイスを受けることができますが、通常の回とは違い、優秀作を選ぶことはありません。梗概の提出の有無に関わらず、全受講生が最終講評会への作品提出権を持ちます。最終講評会にあたり、この課題で提出した梗概とまったく異なる作品を提出することも可能です。

梗概とアピール文については、通常の回同様、1200字+400字を上限に提出してください。

提出作品一覧はこちら

 
ゲンロン 大森望 SF創作講座 – ゲンロンスクール
SF創作講座2023課題 – 超・SF作家育成サイト
ゲンロン 大森望 SF創作講座 – Facebook

藤井太洋 Taiyo Fujii

1971年、奄美大島生まれ。 国際基督教大学中退。舞台美術、DTP制作、展示グラフィックディレクターなどを経て、2013年までソフトウェア開発・販売を主に行う企業に勤務。2012年、電子書籍個人出版「Gene Mapper」を発表し、作家として一躍注目を浴びる。同年12月短篇小説「コラボレーション」「UNDER GROUND MARKET」の2作で商業誌デビューし、2013年4月に、「Gene Mapper」の増補完全版『Gene Mapper -full build-』(ハヤカワ文庫JA)を刊行。『オービタル・クラウド』(早川書房)で、第35回日本SF大賞、第46回星雲賞(日本部門)を受賞。日本SF作家クラブの第18代会長(2015年~2018年)を務める。

浅井愛(文藝春秋) Ai Asai

編集者。電子文芸誌『別冊文藝春秋』及び「WEB別冊文藝春秋」編集長。『別冊文藝春秋』では小川哲さん一穂ミチさん宮島未奈さん、岩井圭也さん、大前粟生さん、麻布競馬場さん、YouTuberコウイチさんなど旬な作家の方々の小説をお届け。その他、森見登美彦さん『熱帯』、冲方丁さん『十二人の死にたい子どもたち』、有栖川有栖さん『捜査線上の夕映え』等を担当。

大森望 Nozomi Ohmori

1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉主任講師。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。