カフェに
行く
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一般 入場券3,500円
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学生 入場券3,000円
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友の会会員限定最前列席 入場券4,000円
ネットで
見る
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第1部:特別無料放送無料
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第1部+第2部:チャンネル会員無料
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第1部+第2部:一般1,980円
本イベントのインターネット配信は第1部はYouTubeとシラスのサイマル放送、第2部はシラスでのみご覧いただけます。
また、ゲンロンカフェでの会場観覧もございます。残席がある場合には会場での当日券販売も行いますが、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
さまざまな話題を呼んだ7月7日の東京都知事選。ゲンロンでも、西田亮介氏と宇佐美典也氏を招いた選挙特番は大好評。深夜にはAIエンジニアで得票数5位となった都知事選候補の安野貴博氏も駆けつけてくれて、新しい政治の胎動を感じるものとなりました。
選挙前は小池百合子氏VS蓮舫氏の2強対立ばかりが語られましたが、蓋を開けてみれば2位はネット戦略に強い石丸伸二氏。イデオロギーや得票数の違いはあれど、石丸氏や安野氏の健闘は、長いあいだ待望されていた「ネットが政治を動かす」時代がついに到来したようにも思えます。選挙後の報道でも、ニコニコ動画が不在のなかReHacQの10日深夜の番組が同時視聴者数12万人を超えるなど、ウェブメディアがいちだんと存在感を示すものとなりました。
そんななか、ゲンロンでは、ノンフィクションライターの石戸諭氏、シラスCTOでエンジニアの桂大介氏を招き、論壇とテクノロジーの両面から「ネットと政治のあるべき関係」を検討するトークイベントを開催します(司会・聞き手は東浩紀)。
第1部はシラスとYouTubeのサイマル放送。YouTubeでは無料で視聴することができます。石戸氏と桂氏双方の立場から、ネットと政治という観点で今回の都知事選で注目した現象を紹介いただき、お話をうかがいます。
第2部はシラスのみ。石戸氏はじつはシラス配信者でもあります。ゲンロンが開発したこの配信プラットフォームも、サービスインから50ヶ月近くが経過しました。多数のチャンネルがひしめき日々活発な議論が交わされている……はずではあるのだけど、運営はつねに悩んでいます。そんなシラスがいまの時代に果たすべき役割とはなんなのか、有料動画メディアだからこその可能性とはなにか、第1部の議論を引き継ぎつつ考えたいと思います。第2部では、配信者の方に会場で乱入していただく、あるいはzoomでつなぐかもしれません。
乞うご期待!
石戸諭 Satoru Ishido
1984年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。立命館大学法学部卒業。2006年、毎日新聞社に入社。2016年、BuzzFeed Japanに移籍。2018年、独立してフリーランスのライターに。2020年、「ニューズウィーク日本版」の特集「百田尚樹現象」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞、2021年、「文藝春秋」掲載のレポート「『自粛警察』の正体」で第1回PEPジャーナリズム大賞を受賞。週刊誌から文芸誌、インターネットまで多彩なメディアヘの寄稿に加え、テレビ出演など幅広く活躍中。著書に、『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)、『ルポ 百田尚樹現象 愛国ポピュリズムの現在地』(小学館)、『ニュースの未来』(光文社新書)、『視えない線を歩く』(講談社)、『東京ルポルタージュ』(毎日新聞出版)。
桂大介 Daisuke Katsura
1985年生まれ。早稲田大学在学中の2006年に株式会社リブセンスを共同創業し、2012年に東証一部へ上場。その後は寄付に関心を持ち、寄付プラットフォーム「SOLIO」や贈与コミュニティ「新しい贈与論」の運営を務める。2019年に株式会社ゲンロンと合同会社シラスを設立し、2022年から共同代表に就任。友の会会員。
東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。