いまこそ語ろう、磯崎新──デミウルゴスと神秘主義、磯崎新における「日本的なもの」

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本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。

【イベント概要】

大分での空襲体験と「廃墟」というコンセプト、1970年の大阪万博で丹下健三のもと担当した「お祭り広場」、1983年のコンペで審査員として当時無名だったザハ・ハディドを落選案から見出した伝説的なエピソード──いま語られるべきことは無数にあれど、こうした個別のトピックを超えて、磯崎新を語るのはむずかしい。

建築家を超えた活動を展開し、国内外の文化人とのネットワークを築き、数々の事件を仕掛け、そしてなにより古今東西の思想を自由にあやつる膨大な量の言説を残した磯崎新とは結局、何者だったのか?

そんな磯崎を真正面から論じる本が長らく存在しなかったところに、昨年11月、田中純さんの『磯崎新論(シン・イソザキろん)』が満を持して出版されました。この大著の刊行を記念して、ゲンロンカフェに田中さんをお招きします。対談のお相手となるのは安藤礼二さん。〈建築外〉の人間として磯崎に抜擢され、その仕事に関わった経験をもつお二人に、存分に語りあっていただきます。

晩年には「デミウルゴス(造物主)の化身たらん」としていたという磯崎。その活動と言説にはある種の怪しさや危うさも漂います。磯崎の創造性と結びついているであろう、そんな「ヤバさ」にも迫っていくイベントになるかもしれません。ご期待ください。



田中純『磯崎新論(シン・イソザキろん)』(講談社)

田中純 Jun Tanaka

1960年宮城県生まれ。東京大学名誉教授。博士(学術)。専門は芸術論・思想史。著書に『残像のなかの建築』(未来社)、『都市表象分析I』(INAX出版)、『ミース・ファン・デル・ローエの戦場』(彰国社)、『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社、第24回サントリー学芸賞)、『都市の詩学』(東京大学出版会、第58回芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『政治の美学』(東京大学出版会、第63回毎日出版文化賞)、『冥府の建築家』(みすず書房)、『過去に触れる』(羽鳥書店)、『歴史の地震計』(東京大学出版会)、『デヴィッド・ボウイ』(岩波書店)、『イメージの記憶(かげ)』(東京大学出版会)、『磯崎新論(シン・イソザキろん)』(講談社)など。第32回フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞。

安藤礼二 Reiji Ando

1967年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文芸評論家、多摩美術大学美術学部教授。2002年「神々の闘争──折口信夫論」で群像新人文学賞優秀賞受賞。著書に『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社、2008年、大江健三郎賞および伊藤整文学賞受賞)、『折口信夫』(講談社、2014年、角川財団学芸賞およびサントリー学芸賞受賞)、『縄文論』(作品社、2022年)、『井筒俊彦 起源の哲学』(慶應義塾大学出版会、2023年)他、最新刊として『死者たちへの捧げもの』(青土社、2023年)。監訳書に井筒俊彦『言語と呪術』(慶應義塾大学出版会、2018年)がある。

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放送開始
2025/02/21 19:00
公開終了
2025/08/21 23:59
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放送開始
2025/02/21 19:00
タイムシフト視聴終了
2025/02/28 23:59