大学に未来はあるのか──AIとリベラルアーツとZEN大学

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本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。

残席がある場合、会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。

 

【イベント概要】

日本の大学は危機に瀕しています。2024年度の入学者数はすでに募集定員を1万人以上下回っています。2035年には、そもそも受験者数が入学定員を下回る「大学全入時代」が訪れると見られています。
最大の原因は人口減にありますが、学ぶことよりも「スキル」の習得が優先される現代社会の特質も大きな要因です。今後本格的なAI時代が到来するなか、そもそも「人間が大学でしか身につけることのできない知」とは何なのか、そんなものは存在するのか、大学はますます深い問いに直面することになるでしょう。

このたびゲンロンでは、ZEN大学の共同公開講座第11弾として、そんな大学の未来を根本から問い直すイベントを開催します。
登壇するのは、『大学とは何か』(岩波新書、2011年)をはじめ多くの大学論の著作があり、また東京大学でさまざまな改革に携わってこられた吉見俊哉さん、そして株式会社ドワンゴ顧問の川上量生さんです。吉見さんは、この4月に開学となるZEN大学に特別招聘教授として参画されます。イベントでは、同じくZEN大学で教授就任が決まっている東浩紀が聞き手となり、これからの大学はどうあるべきか、ZEN大学ではどのような試みが行われるかを、おふたりにお聞きします。
ZEN大学というと数学やIT系、コンテンツ系が強い印象がありますが、吉見さんが大学の起源として重要視し続けてきたのはど真ん中の文系的教養である「リベラルアーツ」。そんなリベラルアーツ教育(文系教育)がZEN大学とAIの時代にどのように生き残っていくのか、未来を切り開く話ができればと思います。

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ZEN大学は、すべての授業をインターネットを介して受けられる2025年4月開学予定の”日本発の本格的なオンライン大学”です。大学卒業資格取得に必要な学びをオンラインで完結することができます。
特定の学問領域に偏ることなく幅広く、ネットを駆使して、全国、いつでも、どこでも、最先端の学びを提供します。また、企業や地域などと連携したプログラムやインターンシップなどの機会を豊富に創出し、これからの社会を生き抜く実践力を養います。

吉見俊哉 Shunya Yoshimi

1957年、東京生まれ。東京大学名誉教授、國學院大学観光まちづくり学部教授。集まりの場でのドラマ形成を考えるところから近現代日本の大衆文化と文化政治を研究。演劇論的アプローチを基礎に、日本におけるカルチュラル・スタディーズの中心的存在として先駆的な役割を果たした。主な著書に、『都市のドラマトゥルギー』(河出文庫)、『博覧会の政治学』(講談社学術文庫)、『メディア時代の文化社会学』(新曜社)、『「声」の資本主義』(河出文庫)、『リアリティ・トランジット』(紀伊國屋書店)、『カルチュラル・ターン、文化の政治学へ』(人文書院)、『カルチュラル・スタディーズ』(岩波書店)、『メディア文化論』(有斐閣)、『万博と戦後日本』(講談社学術文庫)、『親米と反米』(岩波新書)、『ポスト戦後社会』(岩波新書)、『大学とは何か』(岩波新書)、『夢の原子力』(ちくま新書)、『アメリカの越え方』(弘文堂)、『「文系学部廃止」の衝撃』(集英社新書)、『視覚都市の地政学』(岩波書店)、『大予言――「歴史の尺度」が示す未来』(集英社新書)、『戦後と災後の間――融解するメディアと社会』(集英社新書)、『トランプのアメリカに住む』(岩波新書)、『現代文化論』(有斐閣)、『平成時代』(岩波新書)、『アフター・カルチュラル・スタディーズ』(青土社)、『五輪と戦後』(河出書房新社)、『知的創造の条件』(筑摩書房)、『大学という理念』(東京大学出版会)、『東京裏返し』(集英社新書)等、多数。

川上量生 Nobuo Kawakami

1968年生まれ。大阪府出身。京都大学工学部卒業。97年株式会社ドワンゴ設立。
通信ゲーム、着メロ、動画サービス、教育などの各種事業を立ち上げる。
株式会社ドワンゴ顧問、株式会社KADOKAWA取締役、学校法人角川ドワンゴ学園理事、スタジオジブリプロデューサー見習い。
著書として『ルールを変える思考法』(KADOKAWA)など。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

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放送開始
2025/03/12 19:00
公開終了
2025/09/12 23:59
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放送開始
2025/03/12 19:00
タイムシフト視聴終了
2025/03/19 23:59