カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
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数量限定 配信付入場券4,000円
ネットで
見る

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チャンネル会員無料
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一般1,650円

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チャンネル会員無料
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一般1,700円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
このたびゲンロンカフェでは、ライターの佐々木チワワさん、元ドイツ代表フィギュアスケート選手の花城みなみさんをお招きして、20代の視点から現代社会の「欲望」を考えるイベントを開催いたします。
高校生のころから歌舞伎町に通いつめ、トー横キッズやホストなど、夜の世界に生きる人びとを取材してきた佐々木さん。『歌舞伎町に沼る若者たち』(PHP新書)や『「ぴえん」という病』(扶桑社新書)など、ホストクラブやSNS文化など若者たちの文化や欲望に深くせまるライターとして活動しています。
対して、元ドイツ代表のフィギュアスケート選手であり、幼いころからアスリートとして活躍してきた花城みなみさん。引退後は、アスリートの低年齢化や、女子選手たちの過度なダイエット、そして選手のセカンドキャリアなど、スポーツやアスリートを取り巻くさまざまな問題にスポットライトをあてる取り組みを続けています。
マスメディアやSNSを見ればわかるように、ホストとアスリートは、個人の人気や稼ぐ力がそのまま社会の影響力に直結する現代社会の象徴的な存在であるともいえます。
膨張しつづけるひとびとの夢と欲望はホスト産業とフィギュアスケート業界の分析をつうじて、どのように浮かび上がるのか。性愛とスポーツという人間の根本的な欲望とその経済から、現代社会を問い直すイベントです。
司会は、三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』やレジー『ファスト教養』『東大生はなぜコンサルを目指すのか』、ゴジキ『データで読む甲子園の怪物たち』など、現代の消費と文化に迫る新書に携わっている、新書編集者の吉田隆之介さん(集英社)。
わたしたちの欲望はどこに向かおうとしているのか。それぞれの現場から紡ぎ出された現代社会論に、ぜひご期待ください!

佐々木チワワ Chiwawa Sasaki
文筆家。2000年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、立命館大学院社会学研究科在学中。高校生の頃から歌舞伎町に足を運び、トー横キッズやホストクラブの現場を取材し、「歌舞伎町の社会学」を研究。自身もホスト通いを重ね、消費者としても参与観察を続ける。著書に『「ぴえん」という病』(扶桑社新書)、『歌舞伎町モラトリアム』(KADOKAWA)、『ホスト!立ちんぼ!トー横!オーバードーズな人たち』(講談社)、『歌舞伎町に沼る若者たち 搾取と依存の構造』(PHP新書)がある。

花城みなみ Minami Hanashiro
1997年神奈川県横須賀市生まれ。6歳からフィギュアスケートを始める。2010年東京フィギュアスケート選手権準優勝。13歳でドイツ・ベルリンの国立エリートスポーツ校へ転校し、ドイツ代表選手に。Ice Challenge準優勝、Skate Celje優勝、ドイツJr.選手権優勝。引退後は慶應義塾大学総合政策学部に進学。体型変化と過酷な身体管理に悩まされた経験をもとに、小熊英二研究会にて社会学研究に取り組む。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科に進学し、 高橋成美、中野友加里、今井遥ら元日本代表選手へのインタビュー記事を執筆。2025年よりZEN大学アカデミック・アドバイザー、日本財団HUMAIプログラム運営として教育分野に携わる。

吉田隆之介 Ryunosuke Yoshida
新書編集者。1997年生まれ。2020年集英社に入社以来、新書編集部に所属。2025年新書ノンフィクション年間売り上げ1位・新書大賞2025受賞作『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆・著)、新書大賞2023入賞作『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』(レジー・著)などに担当編集者として携わる。直近の担当作に『東大生はなぜコンサルを目指すのか』(レジー・著)、『データで読む甲子園の怪物たち』(ゴジキ・著)、『世界は団地でできている 映画のなかの集合住宅70年史』(団地団・著)。音声配信レーベル「shueisha vox」にて『これって教養ですか』『視点倉庫』に携わる。