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一般 入場券4,000円
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チャンネル会員無料
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一般1,980円

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チャンネル会員無料
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一般2,000円
新時代の教養講座「ゲンロン・セミナー」第3期が始動! 今回のテーマは「アメリカ」です。
第1回 8月2日(土) 会田弘継 聞き手=植田将暉「保守思想はアメリカをどう動かしているか──トランプとアメリカ」
第2回 9月7日(日) 堺三保 聞き手=天沢時生「アメリカがSFを作り、SFがアメリカを作る──「お家芸」としてのサイエンス・フィクション」
第3回 10月11日(土) 中村隆之 聞き手=田村海斗「「ブラック」からのアメリカ論──アフリカはいかに合衆国をかたちづくったか」
第4回 11月15日(土) 石田健 聞き手=植田将暉「カウンターエリートとアメリカ(仮)」
第5回 12月7日(日) 三牧聖子 聞き手=栁田詩織「アメリカの世界観(仮)」
第6回 12月20日(土) アフターセッション──聞き手と受講生で振り返る「1000分でアメリカ学」
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
放送開始から4時間30分を超えてイベントが続いた場合、ニコ生では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。
シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。延長部分のご視聴をされたい方は、あらかじめシラスで番組本編をご購入ください。
【イベント概要】
ゲンロン・セミナー「1000分でアメリカ学」、第3回の講義テーマは「ブラック・カルチャー」です。講師には、今年大きな話題を読んだ『ブラック・カルチャー』(岩波書店)の著者でもある、中村隆之先生をお招きします。
ブラック・カルチャーといえば、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。音楽、アート、ファッション……。日本でも多くのひとを魅了しています。
なかでも中村さんが注目するのが、ジャズやソウル、ヒップホップなどの「ブラックミュージック」。奴隷貿易によってアメリカに連れてこられたアフリカ系の人びとがつくりだした音楽が、歴史をつうじて、アメリカ合衆国の原動力のひとつとなってきました。
著書のなかで、「ブラック・カルチャーの原風景には、ある日西欧人の主導する奴隷貿易のなかでアフリカからアメリカに強制連行させられた人びとの想像を絶する物語がある」と述べる中村先生。
アメリカをかたちづくってきた「ブラック」の伝統と想像力は、いかに生まれ、どのような歴史を経て、いまどうなっているのか。
アフリカから合衆国へ、そして再びアフリカへ。海を超え、大陸をまたいで世界を動かす「ブラック・カルチャー」から見るアメリカ講義に、どうぞご参加ください!

中村隆之 Takayuki Nakamura
1975年生。早稲田大学法学学術院教授。専門はフランス語を中心にした環大西洋文化研究。著書に『ブラック・カルチャー』(岩波新書)、『環大西洋政治詩学』(人文書院)など、訳書にエドゥアール・グリッサン『フォークナー、ミシシッピ』、『カリブ海序説』(共訳、ともにインスクリプト)など。

田村海斗 Kaito Tamura
2000年生まれ。早稲田大学政治学研究科修士課程所属。専門はフランス哲学、政治思想史。ゲンロン編集部所属。