ゲンロンこどもアート教室#8ちんどん屋さんになろう! パフォーマンスアートに挑戦!!──第3回〈楽器〉を作ろう!

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  • ゲンロン友の会会員 保護者1名(お子さまは無料です)
    1,000円
  • ゲンロン友の会会員 保護者2名(お子さまは無料です)
    2,000円
  • 一般 保護者1名+こども1名
    2,600円
  • 一般 保護者1名+こども2名
    3,600円
  • 一般 保護者1名+こども3名
    4,600円
  • 一般 保護者2名+こども1名
    3,600円
  • 一般 保護者2名+こども2名
    4,600円
  • 一般 保護者2名+こども3名
    5,600円

【イベント概要】

kodomoart-01(c)藤城噓

みなさんも、ちょんまげをして太鼓を背負ったちんどん屋が、街を練り歩く様子をテレビや映画なんかで見たことがあるかと思います。もともと、ちんどん屋とは「ちんどん太鼓」と呼ばれる打楽器を背負い、路上で演奏しながら宣伝活動を行う業者のことでした。現在、職業としてのちんどん屋はとても少なくなってしまいましたが、そのユニークなキャラクターと身体表現は、一種のパフォーマンスアートとして注目されることもしばしばです。
第2期のこども絵画教室では、全4回のワークショップを通して、みんなでちんどん屋さんに変身し、実際に街を歩いてみようと思います。1回目は「仮面」(10月)、2回目は「衣装」(12月)、3回目は「楽器」(2月)を作り、ちんどん屋さんに変身するための道具を整えたら、最後の4回目で街に飛び出します。
3回目の今回は、カオス*ラウンジの黒瀬陽平さん、藤城噓さん、梅沢和木さんに加え、作曲家のヲノサトルさんをゲスト講師にお迎えして「楽器」を作ります!
手作りの楽器が完成したら、みんなで演奏会もしちゃいます!
美術&音楽、だんだんパフォーマンス・アートに近づいてきました!
初めてのお子さんも歓迎です! また、今回のみの参加も可能です。
次回、4回目が開催されるのは4月のお花見シーズン。ちんどん屋に変身したみなさんと、お花見客で賑わう桜の下を、にぎやかに楽器を演奏しながら練り歩きましょう!

〈楽器材料リスト〉

下記のものがご自宅にあればぜひご持参ください!

(1)マラカス

  • ペットボトル(500ml)——同じ形のもの2ヶをご持参ください
  • ペットボトルに入れるもの(ある程度の数量の豆、ナッツ、ビーズ、ナット、コイン、玩具の鉄砲玉 etc.)

(2)太鼓

  • タッパー(100円ショップ等に売っているようなプラスティックのもの)
  • 金属の缶(コーヒーやココア等の缶、煎餅等の四角い缶)
  • 紙の箱(ボール紙、段ボール等)
  • その他、叩いて音がよく響くもの
  • 使い古しの歯ブラシ、菜箸、孫の手など棒状のもの(太鼓を叩くマレット=バチの材料にします)

(3) 音程のある打楽器

  • 筒状のもの(アルミホイルやラップの筒、もしあれば塩ビのパイプなど、ある程度の長さのあるもの)
  • 木製またはプラスチック製のしゃもじ(その筒を叩くのに使います)、卓球のラケット(玩具でも良い)etc.

(4)その他
身のまわりのもので、吹いたり叩いたり弾いたりはじいたりしたら音が出て、「これは楽器になるかも?」と思われる物がありましたら、ぜひともご持参ください。また、ステッカーやモールなどの装飾アイテムも大歓迎です。

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★講師陣からのメッセージ★

これまでのこども絵画教室では、動物や家族を観察し、想像のなかでキャラクターに「変身」させて描くことを中心にやってきました。今度は、みんなが「変身」し、現実世界へ飛び出してゆく番です。ちんどん屋さんは、顔を真っ白にしたり、ちょんまげ頭だったり、カラフルな着物を着たりして上手に「変身」し、ヘンテコな楽器を鳴らして楽しいパフォーマンスをする達人です。そんなちんどん屋さんを見習って、自分の姿も、街の風景もガラリと変えてしまうようなパフォーマンスアートをやってみましょう!
ゲンロン・アートスクール校長 黒瀬陽平

子どもたちの描く純粋な絵には、正解も間違いもない…とはいえ、そのような自由気ままな発想のお絵かきは、ご家庭でも学校でもできることではないでしょうか。
カオス*ラウンジのお絵かき教室では、きっと普段は遠慮している子どもたちの考えや思いがけない要素を、若手アーティストであるぼくたちが拾い上げて伸ばしていくのも特徴です。
僕たちもびっくりするほど、のびのびと作品を作ってくれる皆さんを楽しみにしています!
カオス*ラウンジ 藤城噓

子どもは誰よりも描く楽しさを知っています。「アート」と聞くと難しそうですが、子どもの描きたいという欲求から教わることはとても多いです。
情報化社会ということで色んなことを考えすぎてしまう昨今ですが純粋な描く喜びを子どもから学ぶことによって、大人も一緒に学んでみませんか?これはそのためのちょっとしたきっかけを与える教室です
カオス*ラウンジ 梅沢和木

ゲンロンこどもアート教室とは

ゲンロンこどもアート教室では、2013年10月から、若手アーティスト集団カオス*ラウンジの黒瀬陽平さん、藤城噓さん、梅沢和木さんを講師にお招きし、隔月で絵画教室を開催されています。2014年4月からはシリーズとなり、8月までの3回で、家族の似顔絵からキャラクターを作り、それが暮らしている家をボックスアートで表現。さらにそれをボードに貼って組み立て、大きな立体作品の制作を行いました。2014年10月第2シリーズは「ちんどん屋さんになろう」をテーマにパフォーマンスアートに挑戦です。

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ゲンロンこどもアート教室、これまでの活動

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第1弾は2013年10月20日に行われ、お子様・保護者の方あわせて34人にご参加いただきました。子どもたちがゲンロンの衝立を動物キャラクターで埋め尽くしました。

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第2弾は2014年2月1日開催。「ゲンロン星人に友だちを作ろう」というコンセプトで、梅沢和木とChlomaがデザインしたAZM=ゲンロン星人=着ぐるみ姿の東浩紀とふれあいながら、新しいキャラクターを生み出しました。最後に講評会をやり、子どもたちが完成した作品を生き生きと発表してたいへん盛り上がりました。

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4月5日開催の第3弾では親子で似顔絵を描き合いっこし、その似顔絵を変身させてキャラクターを作りました。この回から保護者の方にもご参加いただくようになりました。

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6月14日の第4弾ではボックスアートに挑戦。平面から立体へ、新しい空間にチャレンジしました。絵を描くだけではなく、凹凸のある三次元空間に作品を拡大していくことは、こどもたちにとってたまらなく楽しかったようです。

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8月7日の第5弾で挑戦したのは壁画!前回作ったボックスアートは、それまでにこどもたちが作ってきたキャラクターの家でした。今回の壁画では、その家のあるおおきな世界を描きました。最後にボックスアートを貼付けて、作品は完成。完成した作品は8月末に開催されたおとな向けアートスクールとの合同成果展で展示されました。こどもたちの力作はいまもゲンロンカフェの壁を飾っています。こどもの作品とは思えない、見応えのある大壁面になりました!

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10月18日からは、新シリーズ「ちんどん屋さんになろう!パフォーマンスアートに挑戦!!」が始動。初回は19人のこどもたちが集まり、仮面を作りました。素材は段ボール。足で踏んだり丸めたりしてやわらかくし、おもいおもいのかたちを作ります。絵の具を塗ったりいろんなものを貼りつけたりして、みごとな作品ができました。かたい段ボールを切る作業は、お父さんやお母さんに手伝ってもらって、共同作業も楽しい、クリエイティブな時間でした。こどもたちの仮面はゲンロンカフェに展示中です。

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ちんどん屋さんになろう、第2回は12月6日に開催。パルコキノシタさんをゲスト講師にお迎えし、クラフト紙を使って衣装を作りました。洋服っぽいもの、民族衣装風、ゴージャスな歌手風などなど、前身頃と後身頃のコントラストも素敵でした。仮面と衣装を合わせると、もう無敵ですね!

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ヲノサトル Satoru WONO

現代音楽の作曲から即興演奏、エレクトロ・ポップまで幅広い活動で知られる音楽家。ムード音楽バンド「ブラックベルベッツ」芸術ユニット「明和電機」ダンスカンパニー「Co.山田うん」など、多彩なプロジェクトに参加。『甘い作曲講座』(リットーミュージック)などの著書がある。多摩美術大学准教授。

黒瀬陽平 Yohei Kurose

1983年生まれ。美術家、美術評論家。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。

梅沢和木 Kazuki Umezawa

撮影:水津拓海(rhythmsift)
1985年生まれ。美術家。武蔵野美術大学映像学科卒業。ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し発表している。2013年に「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」などの展示に参加。2010年に個展「エターナルフォース画像コア」、2012年に個展「大地と水と無主物コア」を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。

藤城噓 Lie Fujishiro

1990年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。美術作家。作家活動に並行して、集団制作/展示企画活動を展開する。「カワイイ」・「萌え」などの日本的/データベース的感性をベースに、都市文化や自然科学的なモチーフから発想を得た絵画作品を制作。主な個展に「キャラクトロニカ」(2013)、「ダストポップ」(2017)など。音ゲーを趣味とする(pop’n music LV47安定程度の実力)。

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