ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第2期#15自己啓発の/する批評──哲学

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この度、〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉では、第3期受講希望者を対象とした授業見学会を開催いたします。見学希望の方はこちらの注意事項をご確認のうえ、チケットをご購入ください。皆さまのご応募をお待ちしております。

※ 見学をお受けするのは、2017年6月より開講予定の「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾」の受講を検討されている方に限ります。
当日会場にお越しいただいた際に、受講の仮申し込みをなさっていただきます(所定の用紙にご記入をお願いします。受講料のお支払いは必要ありません)。仮申込みをいただいた方には、受講申し込みが始まった段階で、受講料お支払いのご案内をお送りいたします。その際、申し込みを取り消していただいてもかまいません。キャンセル料などもいただきませんので、ご安心ください。

 

【批評再生塾とは?】

株式会社ゲンロンが主催する批評家育成プログラム。2015年に第1期が始まりました。佐々木敦主任講師のもと、10ヶ月にかけて毎月2回の濃密な課題提出と講義を繰り返す「新・批評家育成サイクル」によって、確実に批評家としての基礎体力を鍛えます。
最終講評会で「総代」に選ばれた者は、『ゲンロン』ほか商業媒体でデビューする権利を得ます。第1期総代の吉田雅史さんは、『小説トリッパー』でデビューしたのち、『ユリイカ』『別冊ele-king』『ゲンロンβ』など各方面で活躍されています。
第3期は2017年6月より開講予定。新たな時代の批評を切り開く才能をお待ちしています。

ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾

 

 
〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉の講義を生中継します。
「講義」部分の視聴はゲンロン完全中継チャンネルの会員の方限定となります。

「講評」部分の中継は一般の方でもご視聴いただけます。
「講評」部分については、タイムシフトを公開しません。あらかじめご了承ください。

 

 

【課題】

自己啓発の/する批評

「自己啓発書」というジャンルはご存じのことと思う。ビジネスや日々の実践における「自己のよりよいあり方」について助言し、励まそうとするものである。それはしばしば、偏った経験からくる独断であったり、科学のいかがわしい拡大適用であったりなど、誠実に知的であろうとする者にとっては眉をひそめたくなる面をもっている。それゆえに、自己啓発書がいかに歴史的に生成してきたのかとか、資本主義との関係でどんなイデオロギー機能を発揮しているのかとか、突き放して批判的に研究されることはあっても、自己啓発書の魅力——事実それは多くの人を惹きつけているわけである——にわざと感染してみるという危険を冒しつつ、同時に何らかのしかたで距離をとるような試み、いわば「メタ自己啓発」の試みにお目にかかることは稀だと思うのである(私の観察するところでは、なくはない)。今回、課題として要求したいのは、そうしたメタ自己啓発的な観点から、批評を構成することである。要は、その批評自体が自己啓発的であるとも言え、かつ、自己啓発の「脱構築的な批評」でもあるようなもの。難しいとは思うが、そうしたものを書いてみてほしい。何か既存の自己啓発書を引用しながら、それへの批評から議論を発展させてもいいし、そのような参照関係を見せない書き方でもかまわない。

 

【イベント後記】


 

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千葉雅也 Masaya Chiba

1978年生まれ。哲学者、批評家。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース修了。形而上学の研究と並行して、様々なジャンルの批評や文芸を行っている。著書に『動きすぎてはいけない——ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社)、『別のしかたで——ツイッター哲学』(河出書房新社)、『勉強の哲学——来たるべきバカのために』(文藝春秋)、『メイキング・オブ・勉強の哲学』(文藝春秋)。共著に『ラッセンとは何だったのか?——消費とアートを越えた「先」』フィルムアート社)、『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』(KADOKAWA)など。

佐々木敦 Atsushi Sasaki

撮影=新津保建秀
1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。〈ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾〉主任講師。『即興の解体/懐胎』(青土社)、『ex-music(L)』『同(R)』(アルテス・パブリッシング)、『「4分33秒」論』(Pヴァイン)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『批評時空間』(新潮社)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『ニッポンの思想』、『ニッポンの音楽』(講談社現代新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『ゴダール原論』(新潮社)、『例外小説論』(朝日新聞出版)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、など著書多数。近著に『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『筒井康隆入門』(星海社新書)、『新しい小説のために』(講談社)がある。

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放送開始
2017/01/27 19:30
タイムシフト視聴終了
2017/02/03 18:00
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放送開始
2017/01/27 21:30
タイムシフト視聴終了
2017/01/27 23:59