ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第2期#7主題と演出──展開1

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〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉の講義を生中継します。

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【完成稿課題】

自分の性癖や趣味などが出てしまってる漫画

【1】
マンガに限らず、創作では「好きなことを描く」「好きなものを描く」べきだというアドバイスがされることが多いです。
たぶん、好きなものについては、作者の気持ちも乗りやすいですから、読者にも熱量の伝わりやすい作品が作れる。だから勧められるのではないでしょうか。

【2】
しかし、いざ好きなことを描こうとすると、意外と難しいものです。
たとえば、自分が好きだからこそ、自分を満足させるだけの表現力(絵においても、説明においても)がないと、いつまでも作品のできばえに納得できなかったりします。
また、自己表現になれていないと、妙に引っ込み思案になってしまって、好きなことをストレートに表現できず、せっかくの思いが読者に伝わらなかったりもします。

【3】
それでも、がんばって自分の(時に、恥ずかしいかもしれない)気持ちを伝えることは大事です。先ほど書いたように、そういうもののほうが読者の心を打つからです。
だから、ぜひあなたの、性癖や趣味が「はっきりと出てしまっている」作品を、描くことに一度チャレンジしてみてください。

【4】
先ほど書いたように、自分の技量だと、作品全体として自分を満足させるものは描けない、という人もいると思います。だったら、作品のどの部分で自分の性癖や趣味を全力で出すかを考えて、作品のいいところでうまくこだわりを活かしましょう。
また、引っ込み思案になってしまう人。ここで怖じ気づいてしまうのはマイナスでしかありませんから、思い切ってやってみてください。

(テーマ設定:古屋兎丸、課題本文:さやわか)

 

【ネーム課題】

印象的なシーンを作る〜何をどう描くか

読者に「何がどうしてどうなった」かを説明するだけならば、それは箇条書きの文章でも伝えられます。しかしせっかくマンガにするのなら、説明に演出を加えて「表現」にしましょう。
演出するのは、キャラの感情でも、その場の雰囲気でも、何でもいいです。とにかく「演出する」ということを意識して、「自分はこのシーンでは、これこれこういうことを表現したかった。そしてそのために、これこれこういう工夫をした」ということを、自分の口で説明できるようなネームをきってみてください。

(田亀源五郎)

 

 

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田亀源五郎 Gengoroh Tagame

マンガ家、ゲイ・エロティック・アーティスト。
1964年生まれ。多摩美術大学卒業後、アート・ディレクターをしつつ、1986年からゲイ雑誌「さぶ」にマンガ・イラストレーション・小説等を発表。1994年から専業作家となり、ゲイ雑誌「G-men」の企画・創刊にも協力。同誌のほか、「バディ」「薔薇族」等のゲイ雑誌や、ボーイズラブ誌、レディースコミック誌などにも作品を発表。2014年9月から「月刊アクション」にて一般向けマンガ『弟の夫』連載開始。同作にて第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。代表作に『嬲り者』『銀の華』『PRIDE』『君よ知るや南の獄』『外道の家』『ウィルトゥース』『エンドレス・ゲーム』など。英語、フランス語、スペイン語、イタリア語への翻訳出版あり。
編著書に『日本のゲイ・エロティック・アート』(vol.1vol.2)。また、パリ、ニューヨーク、ベルリンなど日本国外をメインに多数の個展やグループ展に参加している。

さやわか Sayawaka

1974年生まれ。ライター、物語評論家、マンガ原作者。〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師。『クイック・ジャパン』『ユリイカ』などで執筆。『AERA』『ダヴィンチ』他で連載中。著書に『僕たちのゲーム史』、『一〇年代文化論』(星海社新書)、『AKB商法とは何だったのか』(大洋図書)、『キャラの思考法』(青土社)など。近著に『文学の読み方』(星海社新書)、『文学としてのドラゴンクエスト』(コア新書)、『僕たちのインターネット史』(亜紀書房、ばるぼらとの共著)。マンガ原作に『キューティーミューティー』がある。

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放送開始
2018/08/18 17:00
タイムシフト視聴終了
2018/08/25 18:00
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放送開始
2018/08/18 20:00
タイムシフト視聴終了
2018/08/18 23:59