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チャンネル会員無料
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一般990円
本イベントは、シラスのゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
シラスのシステム上、延長部分のみの購入はできません。
【イベント概要】
活躍中の若手研究者をゲストにお招きし、学問の面白さを深堀りするイベントシリーズ「学問のミライ」。今回のゲストは、現代中国の文学やサブカルチャーがご専門の楊駿驍さんです。
楊さんは6月初旬に初の単著『闇の中国語入門』(ちくま新書)を刊行されました。心と社会の闇を表現する45のキーワードから、ニュースでは伝えられない中国社会のリアルを描きだした異色の語学書として、同書は刊行以来おおきな注目を集めています。
13歳で中国から日本へ移住し、異文化に適応してきた経験をもつ楊さんは、悩みや悲しみといった「闇」への共感こそが、相互理解には必要だと説きます。
また今年の3月には『日中韓のゲーム文化論——なぜ、いま〈東アジア・ゲーム批評〉なのか』(新曜社)を編纂し、アジアのゲーム論を知ることが、日本のゲーム文化をよりよく知ることにつながることを示しました。
今回のイベントでは、言葉とカルチャーから読み解く中国のいまを、そして中国から見えてくる日本や世界のあらたな側面を、存分に語っていただきます。
今回聞き手をつとめるのは、ゲンロン編集部の横山宏介と伊勢康平。横山は楊さんと学生時代の同期で、私(伊勢)も楊さんとは大学2年のころから先輩後輩の間柄。まったり落ち着いた進行で、ディープな中国論を引きだします。
中国語未経験のみなさん大歓迎!「闇」の時代を生き抜くための、はじめての中国(語)入門!
【ゲンロン友の会14期特典】
-ˋˏ 18時~OPEN!ˎˊ-
月イチ!友の会カフェ【#8】
URL=https://genron-cafe.jp/event/20240724a/
友の会会員限定でのカフェ営業をいたします(非会員のかたも1名までご同伴いただけます)。
19時からの番組は会員の方と同行者1名にかぎり会場観覧を受け付け、公開収録という形式で開催します。
※予約は必要ありません。ワンドリンクの注文をお願いいたします。
※前回のレポートはこちら
【「ゲンロン・セミナー」、「学問のミライ」とは】
2023年2月から、大学院生たちが中心となって企画・運営する、新たな連続イベント「ゲンロン・セミナー」と「学問のミライ」がスタート!
どちらも、ゲンロンに勤務する大学院生のスタッフらが「聞き手」となり、ゲストの研究者から「学問の面白さ」を引き出すという、これまでにない「対話」形式の学術イベントです。
開業10周年を迎えるゲンロンカフェによる、学問の未来を切り開くための新しい挑戦を、ぜひ応援いただけますと幸いです。
詳細はこちら
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
皆さまからの質問やお便りを募集します。
登壇者への質問、メッセージなどを下記の投稿フォームからお送りください。
https://forms.gle/FPAZJvPx75yz9LqN6
※ 進行によっては、フォームでいただいた質問・メッセージをイベント内でご紹介できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
楊駿驍
1990年中国生まれ。日本育ちの満州族。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、早稲田大学文学部講師(任期付)を経て、現在、二松学舎大学文学部専任講師。専門は現代中国文学とサブカルチャー。著書に『闇の中国語入門』(ちくま新書)、共編著に『日中韓のゲーム文化論』(新曜社)がある。
伊勢康平 Kohei Ise
1995年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在籍。専門は中国近現代の思想など。著作に「ユク・ホイと地域性の問題——ホー・ツーニェンの『虎』から考える」(『ゲンロン13』)ほか、翻訳にユク・ホイ『中国における技術への問い』(ゲンロン)、王暁明「ふたつの『改革』とその文化的含意」(『現代中国』2019年号所収)ほか。
横山宏介 Kosuke Yokoyama
1991年生。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾第一期優秀賞。批評再生塾TAを経て、ゲンロン編集部所属。