2025年に批評は存在できるのか?【ゲンロンカフェ出張版 in 京都】──90年代生まれが見透す「これから」の論壇

カフェに
行く

  • 一般 入場券
    2,500円
  • 学生 入場券
    2,000円

ネットで
見る

  • チャンネル会員
    無料
  • 一般
    1,485円

本イベントは、EN-LAB.(京都・祇園)での会場観覧、またはシラスのゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。

残席がある場合、会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございますのでおはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。

【イベント概要】

ゲンロンカフェ出張版を京都・祇園にて開催します! テーマは、「2020年代の批評と論壇」。ゼロ年代半ばから「専門家化」が指摘されていた日本の批評・論壇空間は、10年代を経て、どのような状況になっているのか? そして、いま批評を語るとすれば、なにが論点となり、そもそもどんな意義を持っているのか?

イベントには、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)で大躍進中の文芸評論家・三宅香帆さんと、ともに批評誌『近代体操』の同人であり、新刊『批評の歩き方』の編者である松田樹さん、寄稿者の森脇透青さんをお迎えします。90年代生まれの批評家たちは、2020年代の批評・論壇シーンをどのように考えているのか。喧々諤々の徹底討議に、どうぞご期待ください!司会は、人文ウォッチャーの植田将暉です。(植田)

松田樹 Itsuki Matsuda

1993年、大阪府生まれ。愛知淑徳大学・創造表現学部創作表現専攻講師。中上健次を中心に、戦後日本の批評と文学の研究を行う。「批評のための運動体」と銘打った同人誌『近代体操』の主宰・運営。主な著作に、赤井浩太・松田樹責任編集『批評の歩き方』(共著、人文書院、2024年)、「熊野への帰郷──中上健次『化粧』論」(『国語と国文学』、2020年)、「村上春樹の「移動」と「風景」」(『近代体操』、2022年)、「変態へと変態せよ──熊野大学の浅田彰」(『新潮』、2024年11月号、森脇透青との共著)など。

三宅香帆 Kaho Miyake

Photo:Kenta Koishi
文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。
1994年生まれ。高知県出身。京都大学文学部卒。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程中途退学。IT企業勤務を経て、2022年に独立。
エンタメから古典文学まで、評論や解説を幅広く手がける。”働きながら本が読める社会をつくる”をミッションに、読書や物語の魅力について発信、講演を続けている。
著書『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』等10冊刊行。

森脇透青 Tosei Moriwaki

1995年大阪生まれ、京都大学文学研究科博士課程所属。批評家。専門はジャック・デリダを中心とした哲学および美学(学術振興会特別研究員DC2)。批評のための運動体「近代体操」主宰。著書(共著)に『ジャック・デリダ「差延」を読む』(読書人、2023年)。『週刊読書人』にて月一論壇時評「論潮」、「堀之内出版note」にて「いま、何も言わずにおくために」を連載中。

植田将暉 Masaki Ueta

1999年、香川県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程在籍。憲法学、特に「自然の権利」をめぐる比較憲法史。ゲンロン編集部所属。

カフェに
行く

  • 一般 入場券
    2,500円
  • 学生 入場券
    2,000円

ゲンロン友の会について詳しくはこちら

ネットで
見る

  • チャンネル会員
    無料
  • 一般
    1,485円
チャンネルサイトはこちらから

放送開始
2025/01/19 20:00
公開終了
2025/07/19 23:59