ゲンロン友の会第3回総会+カフェ開設1周年記念イベント──そして研ぎ澄ましの彼方へ……

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    5,000円
  • 当日券
    6,000円


 

【イベント概要】

2014年2月1日、ゲンロンカフェは1周年を迎えます。ゲンロンカフェ1歳の誕生日に、ゲンロン友の会総会を2年ぶりに開催!研ぎ澄まされたゲンロンとともに、研ぎ澄ましの彼方へ向かおう!

20140201b-1撮影:新津保建秀

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

こんにちは、ゲンロン社員の大脇です。たびかさなる研ぎ澄ましを生き延び、気が付けば社員最古参になっていました。僕は入社前から友の会会員で、2011年2月の第1回総会にも参加しています。

当時はこんな感じでした(ゲンロンはまだコンテクチュアズという名前でした)。

上のページには黒歴史が満載されていますが、詳しくは今回の総会で。このときから変わっていないのは、プログラムが終ってもエンドレスで盛り上がり続けるということです。深夜のテンションでお客さんどうしが仲良くなってコアな議論を始めたりする場面が毎回生まれます(なんせ「友の会」ですから!)。
ツイートまとめが残っているので、これで雰囲気が少しわかるかもしれません。

第2回は2012年1月。

20140201b-2

これはスタッフがスティーブ・ジョブズ風に「ゲンロンはこんな会社です」「友の会会員の統計はこんな感じです」というプレゼンをしてるところです。ここだけの話もいろいろ出ていました…。
ゲストにはVIPの方々も。このときはでんぱ組.incプロデューサーでゲンロン社外取締役の福嶋麻衣子さん=もふくちゃんがステージに上がってくれました。
20140201b-3
20140201b-4

この写真は市川真人さんが『日本2.0 思想地図β vol.3』に寄稿予定の原稿の構想を語っているところです。今回も『思想地図β』新刊について発表がある予定です。
第2回のツイートまとめはこちらをどうぞ。

このときは渋谷慶一郎さんから新作「イニシエーション」の予告があったり、津田大介さんや藤村龍至さんからもお話があったり、会員有志の方から「友の会に入ったおかげで彼女ができました!」というプレゼンがあったり……とにかく濃厚な一夜でした。いや、正確には会が捌けたあとにもあんなことやこんなことがあって本当に大変だった…という話はまたいつか。
百聞は一見に如かず、今回は下の満載プログラムでお送りします。書いていないこともいろいろ起こる予感がしますので、ぜひ何が始まるかわからないドキドキ感を味わいに来てください!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

第1部 カオス*ラウンジ/チルドレン
15:00-17:00
ゲンロン星人に友だちを作ろう
カオス*ラウンジ子ども絵画教室 vol.2
出演:黒瀬陽平+梅沢和木+藤城噓

第2部 カフェ以後
18:45
開場
19:00-19:30
乾杯、オープニングトーク
東浩紀

19:30-20:15
カフェイベントひと月無料権争奪! ゲンロンクイズ選手権
プロデュース:賢押王 徳久倫康

20:30-21:15
ゲンロンオークション

インターミッション
21:30-21:45
スペシャルライブ ケセラセラ・エトセトラ
出演:fhána

第3部 友の会2.0
22:00-23:00
ぼくたちはいったいなぜこんなに出会わなかったのだろう、——ところでおまえのこどもはいまいくつ?:文学、政治、そして2010年代
阿部和重(会員代表)×東浩紀

23:00-24:00
ぼくたちはむしろ出会いすぎではないだろうか、——ところでおまえいつ政界でるの?:ネット、政治、そして2010年代
津田大介(社外取締役)×東浩紀

24:00-25:00
チェルノブイリ取材NG動画総集編
『チェルノブイリへの長い道:ドバイ編——まさか開沼がこんな男だったとは!』
津田大介+小嶋裕一+東浩紀

クロージングトーク

第4部 ゲンロン・ダークツーリズム・ガイド
25:00-??
哲学の先生と人生の話をしよう
東浩紀編

25:00-??
梅ラボと打つ原発麻雀

and more…

http://genron-exhibitions.tumblr.com/post/104399093201/5

黒瀬陽平 Yohei Kurose

1983年生まれ。美術家、美術評論家。ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校主任講師。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。2010年から梅沢和木、藤城嘘らとともにアーティストグループ「カオス*ラウンジ」を結成し、展覧会やイベントなどをキュレーションしている。主なキュレーション作品に「破滅*ラウンジ」(2010年)、「キャラクラッシュ!」(2014年)、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015『市街劇 怒りの日』」(2015年)など。「瀬戸内国際芸術祭2016」にカオス*ラウンジとして参加。著書に『情報社会の情念』(NHK出版)。

梅沢和木 Kazuki Umezawa

撮影:水津拓海(rhythmsift)
1985年生まれ。美術家。武蔵野美術大学映像学科卒業。ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し発表している。2013年に「LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで」、「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」などの展示に参加。2010年に個展「エターナルフォース画像コア」、2012年に個展「大地と水と無主物コア」を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。

藤城噓 Lie Fujishiro

1990年東京生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。美術作家。作家活動に並行して、集団制作/展示企画活動を展開する。「カワイイ」・「萌え」などの日本的/データベース的感性をベースに、都市文化や自然科学的なモチーフから発想を得た絵画作品を制作。主な個展に「キャラクトロニカ」(2013)、「ダストポップ」(2017)など。音ゲーを趣味とする(pop’n music LV47安定程度の実力)。

東浩紀 Hiroki Azuma

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

徳久倫康 Noriyasu Tokuhisa

1988年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒。2021年度まで株式会社ゲンロンに在籍。『日本2.0 思想地図βvol.3』で、戦後日本の歴史をクイズ文化の変化から考察する論考「国民クイズ2.0」を発表し、反響を呼んだ。2018年、第3回『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』で優勝。

fhána ふぁな

2011年、佐藤純一(key,cho)を中心に結成された、towana(Vocal)、kevin mitsunaga(Sampler,etc.)による3人組バンド。

 2013年8月に「ケセラセラ」(TVアニメ『有頂天家族』ED主題歌)でメジャーデビュー。翌年には、iTunesによりブレイク確実の新人として『NEW ARTISTS 2014』の1組に選出されたほか、1stアルバム「Outside of Melancholy」はオリコンウィークリー8位を記録。

現在に至るまで16作品ものアニメで主題歌の担当を果たし、作品の世界観に寄り添いながらも豊かな音楽性を提示し続けている。また、10thシングル「⻘空のラプソディ」(TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』OP主題歌)のMVは、YouTubeにて再生回数5,200万回を突破(2023年11月現在)。 さらに最新シングル「愛のシュプリーム!」(TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』OP主題歌)は 発売されるやいなや各界から絶賛され、MVの再生回数も早くも1,500万回再生を突破し、様々なアワードも受賞した。

中心人物の佐藤純一は2006年に自身がボーカルを務めるバンド”FLEET”としてメジャーデビューしており、fhána結成後は他アーティストへの楽曲提供など作編曲家・音楽プロデューサーとしても積極的に活動を開始。2024年現在までに、fhánaと楽曲提供を合わせて30作品ものTVアニメ・TVドラマ・劇場版アニメの主題歌を担当。平成アニソン大賞作曲賞、令和2年アニソン大賞編曲賞、令和3年アニソン大賞では作品賞、編曲賞、ユーザー投票賞も受賞している。

ボーカルのtowanaは、2022年7月にTVドラマ『理想ノカレシ』EDテーマ「ベール」でソロデビューも果たした。 kevin mitsunagaはDJとしても様々なイベントに出演するなど、各メンバーは活動の幅を広げている。

ライブにも定評があり、日本国内では定期的にワンマンツアーを開催しており、2023年10月にはLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でデビュー10周年スペシャルライブを開催し大成功で幕を閉じた。

海外でのイベントにも積極的に出演。2024年1月には韓国・台湾・東京を巡る初のアジア・ツアーも開催。また2020年以降はオンラインライブを多数開催するなど常に時代と共に柔軟に活動してきた。世界最大のアニソンフェス”Animelo Summer Live”に7年連続で出演。アニソン界を軸としながらも、”ROCK IN JAPAN FESTIVAL”や”COUNTDOWN JAPAN”へ出演を続けるなど、ジャンルの壁や国境を越え、各方面からリスペクトを集めている。

阿部和重 Kazushige Abe

1968年9月23日生まれ、おとめ座。山形県東根市出身日本映画学校卒業。1994年「アメリカの夜」で第37回群像新人文学賞を受賞しデビュー。その後、『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞・第58回毎日出版文化賞をダブル受賞、『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞、『ピストルズ』で第46回谷崎潤一郎賞を受賞。近作に『□』(しかく)『Deluxe Edition』、『キャプテンサンダーボルト』(伊坂幸太郎氏との共著)がある。

津田大介 Daisuke Tsuda

1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。 大阪経済大学客員教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。東京工業大学リベラルアーツセンター非常勤講師。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」の創業・運営にも携わる。 世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」選出。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2018年11月13日に『情報戦争を生き抜く』(朝日新書)を刊行。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

小嶋裕一 Yuichi Kojima

映像ディレクター。
1982年生。宮崎県出身。日本映画学校卒業。
映画の助監督などを経て、東日本大震災直後からジャーナリスト・津田大介のアシスタントとなり、原発関連の取材を行う傍ら取材に同行し撮影を担当する。
2012年2月に行われた東日本を縦断する取材旅行の模様を収めたドキュメンタリー『おくの細道2012』を監督。

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