「移人称」と「新しい私」。未来の小説への道はどこにあるのか──『新しい小説のために』刊行記念対談

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【イベント概要】

10月25日、佐々木敦氏による528ページの文芸批評書『新しい小説のために』が発売されました!
本書は、「私小説論」史を軽快かつ巧妙にドライブしながら、
ジャンルを貫通する多角的な視点で小説が論じされた「新しい小説論」であり、
作家、または読者をもを含む、「新しい私論」でもあります。

この度ゲンロンカフェではこの大著の刊行記念として、
ゲストに批評家の渡部直己氏をお招きして、ふたりの批評家による対談を開催いたします!
著者自らが、渡部直己「移人称小説論ーー今日の「純粋小説」について」(『小説技術論』所収)への返信でもあると語る本論。
「移人称」と「新しい私」について、そして「未来の小説への道」について、ゲンロンカフェであらためてたっぷりと議論していただきます!
批評再生塾講義でも例年神回と名高い、渡部氏と佐々木氏のトーク!!
どうぞお見逃しなく、お楽しみに。

 

201612
『新しい小説のために』(講談社)

 

【イベント後記】

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togetter

 

佐々木敦 Atsushi Sasaki

撮影=新津保建秀
1964年生まれ。思考家/批評家/文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化のさまざまな分野で活動。著書に『成熟の喪失』(朝日新書)、『「教授」と呼ばれた男』(筑摩書房)、『増補新版 ニッポンの思想』(ちくま文庫)、『増補・決定版 ニッポンの音楽』(扶桑社文庫)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『批評王』(工作舎)、『新しい小説のために』『それを小説と呼ぶ』(いずれも講談社)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、小説『半睡』(書肆侃侃房)など多数。

渡部直己 Naomi Watanabe

1952年東京生まれ。文芸批評家。早稲田大学文学学術院教授。専門:文芸批評、表象分析、創作指導。
著書『不敬文学論序説』(太田出版)、『私学的、あまりに私学的な』(ひつじ書房)、『日本小説技術史』(新潮社)、『言葉と奇蹟 泉鏡花・谷崎潤一郎・中上健次』(作品社)など多数。2017年1月に新著『日本批評大全』(河出書房新社)を刊行。

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放送開始
2017/12/05 19:00
タイムシフト視聴終了
2017/12/12 18:00
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2018/06/08 13:00
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2018/06/15 18:00