井筒俊彦と中国──あたらしい東洋哲学のために

カフェに
行く

  • 友の会会員限定最前列席 前売券
    2,700円
  • 友の会会員 前売券
    2,200円
  • 友の会会員 当日券
    2,700円
  • 一般 前売券
    2,700円
  • 一般 当日券
    3,200円

ネットで
見る

  • チャンネル会員
    無料
  • 一般
    1,000円

【イベント概要】

近年、慶應義塾大学出版会より井筒俊彦の英文著作が数多く刊行されている。2017年に配本が開始され、今年完結した「井筒俊彦英文著作翻訳コレクション」のことだ。

井筒俊彦は、1950年代半ばから70年代までの約20年間を欧米や中近東で過ごしており、その間は英語で執筆や講演活動を行なっていた。この叢書は、ちょうどこの時期の井筒の代表作を集めたものであり、2016年に配本が完了した『井筒俊彦全集』の空白を埋めるものとなっている。『意識と本質』をはじめとする、晩年の日本語による著作の源泉がここにあると言えるだろう。

この叢書には、エラノス会議の講演原稿や Language and Magic(『言語と呪術』)、 Sufism and Taoism (『スーフィズムと老荘思想』)などといった重要なテクストが含まれているが、井筒が中国ないし東洋の哲学を積極的に論じていることがわかる内容となっている。日本ではあまり知られてこなかったこれらの仕事は、井筒のあらたな側面を明らかにするだけでなく、東洋哲学へのあらたなアプローチとなる可能性を秘めている。

今回ゲンロンカフェでは、文芸批評家の安藤礼二氏と哲学者の中島隆博氏をお呼びして、井筒俊彦と東洋哲学について考えるトークイベントを開催する。

井筒と関連の深い折口信夫の研究でも知られる安藤氏は、今回の叢書の翻訳にも深く関わっている。また中島氏は、井筒が提唱する東洋哲学の「共時的思考の次元」における「構造化」(『意識と本質』)を彷彿とさせるような仕事でも知られている。

しばしばイスラーム研究のイメージを持たれがちな井筒だが、そのきわめて多様な側面に光を当てることで、私たちはより豊かな「遺産」を受け継ぐことができるのではないだろうか。

最新の翻訳によって明らかになりつつある新たな井筒像を通じて、「あたらしい東洋哲学」の可能性を探求する必見の議論!

 

【チケットのご購入】

安藤礼二 Reiji Ando

1967年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文芸評論家、多摩美術大学美術学部教授。2002年「神々の闘争──折口信夫論」で群像新人文学賞優秀賞受賞。著書に『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社、2008年、大江健三郎賞および伊藤整文学賞受賞)、『折口信夫』(講談社、2014年、角川財団学芸賞およびサントリー学芸賞受賞)、『大拙』(講談社、2018年)、『列島祝祭論』(作品社、2019年)他、最新刊として『迷宮と宇宙』(羽鳥書店、2019年)。監訳書に井筒俊彦『言語と呪術』(慶應義塾大学出版会、2018年)がある。

中島隆博 Takahiro Nakajima

東京大学で中国哲学を研究し、立命館大学を経て、東京大学に戻り、表象文化論そして東洋文化研究所において教育研究に当たる。現在、東京大学東洋文化研究所教授。著書に、『残響の中国哲学-言語と政治』、『ヒューマニティーズ 哲学』、『荘子 鶏となって時を告げよ』、『共生のプラクシス――国家と宗教』、『悪の哲学――中国哲学の想像力』、『思想としての言語』、訳書にフランソワ・ジュリアン『道徳を基礎づける』、アンヌ・チャン『中国思想史』などがある。

カフェに
行く

  • 友の会会員限定最前列席 前売券
    2,700円
  • 友の会会員 前売券
    2,200円
  • 友の会会員 当日券
    2,700円
  • 一般 前売券
    2,700円
  • 一般 当日券
    3,200円

友の会入会はこちらから

ネットで
見る

  • チャンネル会員
    無料
  • 一般
    1,000円
チャンネルサイトはこちらから

放送開始
2019/11/26 19:00
タイムシフト視聴終了
2019/12/03 18:00