クイズ王は本当にいなくなるのか──『ユリイカ』クイズ特集刊行記念&大反省会

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【登壇者・徳久倫康より】

世は空前のクイズブームです。

『ユリイカ』2020年7月号ではついに、「特集=クイズの世界」が組まれました。クイズは誰にでも親しみやすく、ひっきりなしにテレビを賑わせている一方で、その歴史や性質についての研究はあまり進んでいません。プロのクイズ作家や現役のプレイヤーから、小説家、マンガ家、社会学者、評論家、哲学者、宗教学者など、多彩な顔ぶれが「クイズ」をテーマに寄稿した本書は、いまだからこそ成り立ったエポックメイキングな1冊です。

巻頭を飾る対談では、田村正資さん司会のもと、このブームの中心人物であるところの伊沢拓司さんと、「クイズ王とは何者なのか?」と題し、数時間にわたって話し合いました。そこでぼくたちは、クイズは文化として成熟しつつあり、もはや権威としての「クイズ王」は必要ない、という結論にたどり着きます。いまやメディアで見かけない日はない、押しも押されもせぬ「クイズ王」であるところの伊沢さんがこんなことを言うのは、自己矛盾のようにも見えます。というか、勝手に「クイズ王」を終わらせていいのでしょうか?

今回はこの『ユリイカ』クイズ号の刊行を記念し、多士済々の執筆陣がそれぞれの立場でクイズを解きほぐしたテクストを参照しながら、この特集の意味を総括していきます。そして、歴史上もっとも成功し、もはや「クイズ王」の代名詞的存在である伊沢さん、そして開成学園時代の先輩であり、いまに続くブームの端緒を開いたと言える田村さんとともに、クイズはどこへ行くのか、そして本当に「クイズ王」はいなくなるのか、『ユリイカ』への反響を踏まえて延長戦を行います。

こんなイベントが成立するとは、いい時代になりました。疑問・質問もお待ちしています。
(徳久倫康)

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

 

201612
ユリイカ 2020年7月号 特集=クイズの世界』(青土社)

伊沢拓司 Takushi Izawa

1994年5月16日、埼玉県生まれ。ワタナベエンターテインメント所属。
開成中学・高校を経て、東京大学経済学部を卒業。東京大学農学部大学院農学生命科学研究科中退。(株)QuizKnock CEO。WEBメディア『QuizKnock』の編集長を務め、登録者100万人を越える同YouTubeチャンネルでも活動する。TBS系『東大王』『グッとラック! 』にレギュラー出演中。短文クイズサークルA(あ)、さいたまクイズ愛好会などのクイズサークルに所属。
「無知を恥じず、無知に甘えることを恥じる」を座右の銘とし、分野の別け隔てなく日夜知識を蒐集している。趣味はアコースティックギターの弾き語り。

田村正資 Tadashi Tamura

1992年、東京都生まれ。東京大学特任研究員。開成高校在学中に伊沢拓司とともに出場した第30回「高校生クイズ」で優勝。その後は東京大学教養学部で哲学を学び、東京大学大学院総合文化研究科の博士課程を修了。専門は現象学、知覚の哲学。とりわけ、メルロ゠ポンティの思想。『ユリイカ 2020年7月号 特集=クイズの世界』では、伊沢拓司×徳久倫康の対談に司会として参加したほか、早押しクイズにおけるクイズプレイヤーの経験を現象学的に記述した論考「予感を飼いならす――競技クイズの現象学試論」を寄稿している。【写真=masataka tanaka】

徳久倫康 Noriyasu Tokuhisa

1988年生まれ。東京都立日比谷高校、早稲田大学文化構想学部卒。ゲンロン取締役。『日本2.0 思想地図βvol.3』で、戦後日本の歴史をクイズ文化の変化から考察する論考「国民クイズ2.0」を発表し、反響を呼んだ。2018年、第3回『KnockOut ~競技クイズ日本一決定戦~』で優勝。

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放送開始
2020/09/07 19:00
タイムシフト視聴終了
2020/09/15 23:59