犯罪から社会を考えられるか──『令和元年のテロリズム』刊行記念

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【イベント概要】

川崎市で児童らが無差別に殺傷された通り魔事件、元農林水産省事務次官による長男殺害事件、京都アニメーションの放火殺傷事件――いずれも令和元年、あたらしい元号の幕開けに日本中を震撼させた事件だ。ライターの磯部涼氏の新著『令和元年のテロリズム』(新潮社)では、これらの事件と改元直前に東池袋で起こった自動車暴走死傷事故を丹念に取材することで、その背景を浮かび上がらせ、平成から令和への時代に迫った。

《改元がもともと災害や疫病の流行にあたっても行われていたことから分かるように、社会をリセットする機能を持っているとしたら、それを市井のベクトルから暴力的に企てようとする許されない行為がテロリズムだ。もしくは政治的な意図はないが、その極端さ、陰惨さ故にテロル(恐怖)が社会に対して影響をもたらす犯罪を広義のテロリズムと解釈するならば、改元の年に起こった凶悪犯罪を検証することで見えてくるものがあるだろう。》
(本書「まえがき」より)

今回ゲンロンカフェでは、磯部氏に本書の内容をご紹介いただきながら、犯罪と社会の関係について考えていく。お相手を務めるのは、ライターの速水健朗氏、パンス氏(TVOD)。

速水氏は、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などを通して時代の転機を読みといた著書『1995年』など、幅広いジャンルに精通することで社会を鋭くとらえる書き手として知られている。1968~2020年の日本社会/文化史をB1サイズのポスター4枚にまとめた『年表・サブカルチャーと社会の50年』のパンス氏には、今回のイベントに向けて、犯罪の語られ方の変遷についての「〝犯罪論〟論」的な年表を作成いただく予定だ。

犯罪は社会を映しだすのか? 犯罪は社会にどのような影響をもたらすのか? 社会は犯罪をどのように受けとめられるのか? 濃密な議論をお見逃しなく!

※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

 

令和元年のテロリズム
磯部涼『令和元年のテロリズム』(新潮社)

磯部涼 Ryo Isobe

ライター。主に文化と社会の関わりについて執筆。3月に新作『令和元年のテロリズム』(新潮社)を刊行した。その他、著作に『ルポ 川崎』(サイゾー、2017年)、共著に大田和俊之、吉田雅史との『ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』(毎日新聞出版、2017年)、編著に『踊ってはいけない国、日本ーー風営法問題と過剰規制される社会』(河出書房新社、2012年)などがある。『文藝』(河出書房新社)で「移民とラップ」、<本がひらく>(NHK出版 / note)で「ECDEADーーあるラッパーの生と死」、<QJWeb>で「音楽のなる場所」を連載中。

パンス(TVOD) panparth

1984年生、ライター・DJ・年表好き。ひまさえあれば年表や地図を手に取って眺めながら、韓国、台湾、日本など、東アジアの近現代史とポップカルチャーを追う。コメカとのテキストユニット“TVOD”で活動、共著に『ポスト・サブカル焼け跡派』(百万年書房)。2021年に、1968~2020年の日本社会/文化史をB1サイズのポスター4枚にまとめた『年表・サブカルチャーと社会の50年』をリリース。近現代の世界すべてを把握するべく、年表づくりはライフワーク。現在も増量中。

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放送開始
2021/06/09 19:00
公開終了
2021/12/07 23:59
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放送開始
2021/06/09 19:00
タイムシフト視聴終了
2021/06/16 23:59