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【イベント概要】
『新プロパガンダ論』の著者である辻田真佐憲(近現代史研究家)・西田亮介(社会学者)の両氏と、司会の東浩紀による、ゲンロン特別無料時事分析放送第3弾!
メディアと政治の両面から鋭く切り込み、おおきな反響を呼んでいる時事分析シリーズ。今年3月放送の第1弾、6月放送の第2弾はともに9月現在で10万再生を超えている。
前回から3ヶ月、ワクチン接種が進み、東京五輪・パラリンピックは開催されたが、変異株の流行により感染は拡大。自粛中心のコロナ対策は綻びが明確になっている。他方で10月の衆議院議員任期満了が近づくなか、菅総理は9月末に行われる自民党総裁選への不出馬を表明、次期首相をめぐり報道が加熱している。
僅か1年の短期政権となった菅政権とはなんだったのか。総裁選はどうなるのか。総選挙はどうなるのか。さらにはそもそもこれからのコロナ対策はどうあるべきなのか。
いつもと同じく、YouTubeで1時間半の本編放送が行われたあと、17時からは有料で二次会トークも配信。ただしこちらは今回は「ゲンロン友の会」の会員限定。視聴方法はこちらをご覧ください。
政治の戦場はいまや嘘と宣伝のなかにある!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。

辻田真佐憲+西田亮介『新プロパガンダ論』(ゲンロン)

辻田真佐憲 Masanori Tsujita
1984年大阪府生まれ。文筆家、近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科中退。2011年より執筆活動を開始し、現在、政治・戦争と文化芸術の関わりを研究テーマとしている。著書に『日本の軍歌』、『ふしぎな君が代』『大本営発表』『天皇のお言葉』(以上、幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)『愛国とレコード』(えにし書房)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)、『古関裕而の昭和史』 (文春新書) などがある。共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。歴史資料の復刻にも取り組んでおり、監修CDに『日本の軍歌アーカイブス』(ビクターエンタテインメント)、『出征兵士を送る歌 これが軍歌だ!』(キングレコード)、『日本の軍歌・軍国歌謡全集』(ぐらもくらぶ)などがある。

西田亮介 Ryosuke Nishida
1983年京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院准教授。博士(政策・メディア)。専門は公共政策の社会学。著書に『ネット選挙——解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)、『無業社会——働くことができない若者たちの未来』(工藤啓との共著、朝日新書)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)がある。

東浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(2011年)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(2017年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(2019年)、『テーマパーク化する地球』(2019年)、『哲学の誤配』(2020年)、『ゲンロン戦記』(2020年)ほか多数。対談集に『新対話篇』(2020年)がある。