なぜ古代の神々への信仰は続くのか──神道と天皇、あるいは君が代

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【イベント概要】

日本では古代の神々への信仰やアニミズム的な祭祀が「神道」として生きのびている。そういった原初的な信仰は世界各地に見られたはずだが、いまでは多くが消え去り、現存するほとんども社会に対する影響力は大きくはない。

東京大学名誉教授で宗教学者の島薗進氏が今年5月に上梓した『教養としての神道──生きのびる神々』(東洋経済新報社)では「なぜ日本では神道が生きのびてきたのか」という視点から、日本人の精神文化に密接に結びつく「神道」について解き明かしている。この度ゲンロンカフェでは、島薗氏と近現代史研究者の辻田真佐憲氏をお招きし、同書をきっかけにして神道と日本のあり方について考えていく。

辻田氏は今秋刊行の『ゲンロン13』掲載の三浦瑠麗氏との対談「令和の国体」のなかで、「国のかたち」に関わる歴史観や天皇について議論している。「国体」の概念は明治以降の「国家神道」と不可分であり、いまも天皇は神道行事に深く関与する存在だ。また辻田氏は著書『ふしぎな君が代』など国家と儀礼の関係にも詳しい。

本イベントでは、そもそも「神道」とはなにかから、天皇や国家と神道の関係、さらには「君が代」についてまで、幅広く議論していただく予定だ。

ゲンロンカフェでおふたりが相まみえるのは3度目。今年7月に緊急開催した「あらためて統一教会を考える」では、辻田氏が多角的な観点から投げかける質問と、島薗氏による丁寧な応答と分かりやすい解説が好評を博した。予備知識がなく神道に詳しくないという方も、ぜひ奮ってご参加ください。

島薗進 Susumu Shimazono

宗教学者。上智大学グリーフケア研究所客員所員。大正大学客員教授。東京大学名誉教授。NPO法人東京自由大学学長。日本宗教学会元会長。1948年、東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専門は近代日本宗教史、宗教理論、死生学、生命倫理。主な著書に『宗教学の名著30』(2008年)、『国家神道と日本人』(2010年)、『日本人の死生観を読む』(2012年)、『ともに悲嘆を生きる』(2019年)、『いのちを“つくって“もいいですか』(2016年)、『日本仏教の社会倫理』(2013年)、『宗教ってなんだろう?』(2017年)、『明治大帝の誕生』(2019年)、『新宗教を問う』(2020年)など。

辻田真佐憲 Masanori Tsujita

1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている。単著に『「戦前」の正体』(講談社現代新書)、『防衛省の研究』(朝日新書)、『超空気支配社会』『古関裕而の昭和史』『文部省の研究』(文春新書)、『天皇のお言葉』『大本営発表』(幻冬舎新書)、『空気の検閲』(光文社新書)、共著に『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)、『新プロパガンダ論』(ゲンロン)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『文藝春秋が見た戦争と日本人』(文藝春秋)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。

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2022/11/15 19:00
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2023/05/15 23:59
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