カフェに
行く
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一般 入場券3,000円
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学生 入場券2,500円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,500円
ネットで
見る

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チャンネル会員無料
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一般1,485円

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チャンネル会員無料
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一般1,500円
本イベントは、ゲンロンカフェでの会場観覧、またはシラス・ニコニコ生放送のゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
会場での当日券販売も行います。ただし、ご準備できる座席数に限りがございます。おはやめにPeatixでご予約いただくようお願いをいたします。Peatixでのお申込みは、イベント当日の開始時刻まで可能です。
【イベント概要】
歴史が巻き戻り、人間の動物性が剥き出しになったかのように混迷を深める世界情勢。たほうで、人類の特質だと思われた「利他」が遺伝によって科学的に説明され、自動運転におけるトロッコ問題のようにAIをとおした倫理学の実装が議論される新しい時代でもあります。わたしたちはいま、どこから倫理と道徳を立ち上げていけばいいのでしょうか?
この古くて新しい状況のなか、木島泰三さんは今年、いっけんそれなしでは倫理学が立ち行かないように思える「責任」概念の廃絶を唱える、ブルース・N.ウォーラー『道徳的責任廃絶論──責めても何もよくならない』(平凡社)の翻訳と、キース・E・スタノヴィッチの名著『ロボットの反逆──ヒトは生存機械にすぎないのか』(藤田美菜子さんとの共訳、ダイヤモンド社)の新訳を相次いでリリース。また、矢島壮平さんの翻訳で2月に待望の邦訳が出版された『道徳は進化する──進化倫理学でひろがる道徳の輪』(晶文社)は、『動物の解放』が刊行50周年を迎えるピーター・シンガーが、科学の知見を踏まえた哲学のあり方を示した一冊です。
重要文献がつぎつぎ日本語でリリースされたいま、木島さん、矢島さん、さらに司会の吉川浩満さんのナビゲートで、「最強」を争っているかのようにみえる倫理学の重要概念や学説、アクターたちを再点検し、よりよく生きるための倫理学入門イベントを開催します。

木島泰三 Taizo Kijima
1969年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学。法政大学非常勤講師。2019年に博士(哲学)の学位取得。専門はスピノザおよびホッブズを中心にした西洋近世哲学。ダニエル・デネットの思想を中心にした現代の自然主義的人間観の問題や、進化論の日本への受容史などについても論じている。主な論文に「スピノザにおける想像――想像的対象に対するアクチュアリストの位置づけ」(『フランス哲学・思想研究』第24号、2019年)ほか。著書に『自由意志の向こう側』(講談社、2020年)、『スピノザの自然主義プログラム』(春秋社、2021年)、共著に『原子論の可能性――近現代哲学における古代的思惟の反響』(田上孝一・本郷朝香編、法政大学出版局、2018年)ほか。翻訳書にキース・E・スタノヴィッチ『現代世界における意思決定と合理性』(太田出版、2017年)、ダニエル・C・デネット『心の進化を解明する――バクテリアからバッハヘ』(青土社、2018年)ほか。【写真提供=週刊読書人】

矢島壮平 Sohei Yajima
1978年、神奈川県生まれ。中央大学国際情報学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。中央大学法学部兼任講師、慶應義塾大学文学部非常勤講師などを経て2019年より現職。専門は哲学・倫理学。翻訳にピーター・シンガー著『道徳は進歩する──進化倫理学で広がる道徳の輪』(晶文社)、マイケル・ルース著『ダーウィンとデザイン──進化に目的はあるのか?』(共訳、共立出版)など。論文に「功利の原理とヒュームの法則」(『倫理学紀要』第26輯)など。

吉川浩満 Hiromitsu Yoshikawa
1972年生まれ。文筆家、編集者、配信者。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、文筆業。晶文社にて編集業にも従事。山本貴光とYouTubeチャンネル「哲学の劇場」を主宰。
著書に『哲学の門前』(紀伊國屋書店)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版』(ちくま文庫)、『理不尽な進化 増補新版』(ちくま文庫)、『人文的、あまりに人文的』(山本貴光との共著、本の雑誌社)、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(山本との共著、筑摩書房)、『脳がわかれば心がわかるか』(山本との共著、太田出版)、『問題がモンダイなのだ』(山本との共著、ちくまプリマー新書)ほか。翻訳に『先史学者プラトン』(山本との共訳、メアリー・セットガスト著、朝日出版社)、『マインド──心の哲学』(山本との共訳、ジョン・R・サール著、ちくま学芸文庫)など。