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本イベントは、シラスのゲンロン完全中継チャンネルからインターネット配信でご覧いただけます。
【イベント概要】
活躍中の若手研究者をゲストにお招きし、学問の面白さを深堀りするイベントシリーズ「学問のミライ」、久々の開催です!
今回は、今年二月にそれぞれ『バウムガルテンとスピノザ論争史──18世紀ドイツ哲学再考』を刊行された津田栞里さん、『ハンナ・アーレントと共生の〈場所〉論──パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する』を上梓された二井彬緒さんをゲストにお迎えします。聞き手はゲンロン編集部でカント倫理学が専門の栁田がつとめます。
津田さんはその近代哲学を代表する哲学者・カント……ではなく、かれに大きな影響を与えたバウムガルテンがご専門。哲学史のなかに埋もれがちないわば「群小哲学者」の読解と当時の「スピノザ論争」の関係から、大きな哲学史、さらには近代そのものを見直そうという野心的な研究をされています。
対して二井さんは、アーレントの初期議論であるパレスチナ/ユダヤの「共生国家論(バイナショナリズム)」を再考し、現在までのパレスチナ/イスラエルの関係性を現代思想の視座から捉え直す議論を展開されています。2023年10月のハマスの攻撃から始まり、イスラエルによる過剰な報復により大変厳しい現実となっているいま、思想研究はどのような応答が可能だと考えていらっしゃるのでしょうか。
哲学の古典を掘りおこし新たな読みを提示するお二人に、研究内容や古典・哲学史を学ぶことの重要性や楽しさまで存分に語っていただきます!
お二人は旧知の仲とのこと。さらには新学期になったばかりの開催ということで、博士論文執筆から出版にいたるまでの裏話、文系の若手研究者としての生き方などについてもお聞きする予定です。
ぜひご覧ください!
津田栞里『バウムガルテンとスピノザ論争史──18世紀ドイツ哲学再考』(晃洋書房)
二井彬緒『ハンナ・アーレントと共生の〈場所〉論──パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する』(晃洋書房)
【ゲンロン友の会15期特典】
-ˋˏ 18時~OPEN!ˎˊ-
友の会カフェ【#13】
友の会会員限定でのカフェ営業をいたします(非会員のかたも1名までご同伴いただけます)。
19時からの番組は会員の方と同行者1名にかぎり会場観覧を受け付け、公開収録という形式で開催します。
※予約は必要ありません。ワンドリンクの注文をお願いいたします。
※前々回のレポートはこちら

津田栞里 Shiori Tsuda
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科ジュニアフェロー(特任講師)、東洋大学文学部助教を経て、現在は同大学講師。
主要業績「実体は力であるのか、力をもつのか──カントによる批判からのバウムガルテン『形而上学』読解」(『日本カント研究』第25巻、2024年)、「バウムガルテンの実体論における二重の差異化──伝統的な理論の刷新とスピノザへの応答」(『哲学』第73号、2022年)、「スピノザ論争がバウムガルテンに残した課題──実体に相応しいのは神か?被造物か?」(加藤泰史編『スピノザと近代ドイツ:思想史の虚軸』、岩波書店、2022年)

二井彬緒 Akio Futai
東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム助教。同学博士課程修了。博士(国際貢献)。
主な研究テーマはアーレントとパレスチナ/イスラエル問題、先住民問題、ポスト・コロニアリズム。
近刊に『ハンナ・アーレントと共生の〈場所〉論:パレスチナ・ユダヤのバイナショナリズムを再考する』(晃洋書房、2025年)。

栁田詩織 Shiori Yanagida
1993年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。駿河台大学などで非常勤講師。専門は哲学・倫理学。ゲンロン編集部所属。