身体と科学技術が交わる未来──『記憶する体』&『ゲンロン10』刊行記念

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【イベント概要】

伊藤亜紗さんが新たな観点から身体論を展開した新著『記憶する体』、
三宅陽一郎さんが参加する座談会「AI研究の現在とSFの想像力」と、
ドミニク・チェンさんの論考「メタ床ーーコミュニケーションと思考の発酵モデル」が収録された
ゲンロン10』のW刊行記念イベントをゲンロンカフェにて開催いたします!

伊藤さんの新著『記憶する体』は、我々がいかに自らの身体と付き合っているのか、
あるいはどのように付き合っていくべきかを、障害をもつ人の11のエピソードをとおして考えるとともに、
人間の身体と科学技術が共に生きていくことについて考察する本でもあります。
記憶する体』でも引用のある『人工知能のための哲学塾』の著者・三宅陽一郎さんは、
ゲンロン10』収録の座談会で、人間と人工知能の情報処理の根本的な違いを身体感覚の有無に見出し、
人工知能と人間の身体の違いについても言及されました。
また、伊藤さんとともに「情報環世界研究会」の中心メンバーとして
情報環世界』にも参加されているドミニク・チェンさんは、
ゲンロン10』収録論考で人間の無意識的な思考と行為のプロセスを解き明かしながら、
岡田美智男『弱いロボット』に触れて、人間とロボットの協働の姿を、ぬか床ロボット「NukaBot」から見通します。

イベントでは、お三方に20分程度のプレゼンをご用意いただき、
それぞれの専門知を披露いただくとともに、人間の身体と科学技術が共に生きる未来について、
また、人間と人工知能の違いや、人工知能と身体の関係性について議論いただきます。

身体×科学哲学×AI が交差する貴重なイベント、どうぞお見逃しなく!


▼プロローグより
誰もが自分だけの体のルールをもっている。階段の下り方、痛みとのつきあい方……。「その人のその体らしさ」は、どのようにして育まれるのか。経験と記憶は私たちをどう変えていくのだろう。
視覚障害、吃音、麻痺や幻肢痛、認知症などをもつ人の11のエピソードを手がかりに、体にやどる重層的な時間と知恵について考察する、ユニークな身体論。

障害を持っている方と関わっていると、「この人の体は一つなんだろうか」? と思うことがあります。物理的には一つなのに、実際には二つの体を使いこなしているように見えるのです。
(中途障害者の場合は)今生きているのは障害のある体だとしても、記憶としては、健常者だったときの経験の蓄積があります。
「多重人格」ならぬ「多重身体」。記憶が生み出すハイブリッドな体です。

当日のtweetのまとめはこちら

togetter

伊藤亜紗 Asa Ito

東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転し、人間の体の多様なあり方を研究。主な著作に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、第42回サントリー学芸賞を受賞。

ドミニク・チェン Dominick Chen

撮影:望月孝
1981 年生まれ。博士(学際情報学、東京大学)。NTT InterCommunication CenterI研究員、株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文学学術院教授。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Design/MediaArts専攻を卒業後、NPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパン(現・コモンスフィア)を仲間と立ち上げ、自由なインターネット文化の醸成に努めてきた。近年では21_21 DESIGN SIGHT『トランスレーションズ展―「わかりあえなさ」をわかりあおう』(2020/2021)の展示ディレクター、グッドデザイン賞審査員(2016〜)を務めるほか、人と微生物が会話できる糠床サイボーグ『Nukabot』(Ferment Media Research)の研究開発や、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』(遠藤拓己とのdividual inc. 名義)の制作など、国内外で展示を行いながら、テクノロジーと人間、そして人間以上の世界の関係性を研究している。
著書に『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)、『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社)、など多数。監訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』、監修・編著に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために―その思想、実践、技術』(BNN新社)など。

三宅陽一郎 Yoichiro Miyake

ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。博士(工学、東京大学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。東京大学生産技術研究所特任教授、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学先端科学技術センター客員研究員。国際ゲーム開発者協会日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会副編集委員長・シニア編集委員、情報処理学会ゲーム情報学研究会運営委員。著書に『人工知能のための哲学塾』 『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』『人工知能のための哲学塾 未来社会篇』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『ゲームAI技術入門』『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、『人工知能と人工知性』(iCardbook)、『人工知能が生命になるとき』(PLANETS)。共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のための ゲームで考える人工知能』(筑摩書房、山本貴光氏と共著)、『ゲーム情報学概論』(コロナ社)。監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『マンガでわかる人工知能』(池田書店)、『C++のためのAPIデザイン』(SBクリエイティブ)などがある。

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2020/07/09 00:00
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2019/12/27 19:00
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2020/01/03 18:00