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一般 入場券2,500円
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学生 入場券2,000円
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友の会会員限定最前列席 入場券3,000円
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【イベント概要】
8月30日、香港の哲学者ユク・ホイ氏の主著『中国における技術への問い──宇宙技芸試論』(伊勢康平訳)の邦訳がゲンロンから刊行されました。
本書は、技術と宇宙論を組み合わせた「宇宙技芸」の概念を掲げ、各地域に存在した宇宙論にもとづく「技術多様性」を提唱するものです。原著は2016年に刊行されており、世界的な注目を集めています。
この度ゲンロンカフェでは、本書の刊行を記念して、「宇宙技芸」の哲学がもつ新しさや魅力、そして可能性に迫るトークイベントの開催を決定しました。ご登壇いただくのは、東京大学名誉教授の石田英敬氏、ホイ氏の『再帰性と偶然性』(青土社)を翻訳した原島大輔氏、そして本書の訳者であるゲンロンの伊勢康平。
石田氏は、ホイ氏を指導した故ベルナール・スティグレール氏の旧友であり、かねてよりホイ氏とも親交を深め、その仕事を日本で紹介してきました。最近では、自身のシラスチャンネル「石田英敬の「現代思想の教室」」でホイ氏の著作を解説しているほか、「webゲンロン」に「宇宙を狂気から救う哲学──ユク・ホイ『再帰性と偶然性』評」を寄稿しています。
今回のイベントでは、そんな石田氏にユク・ホイ哲学にかんする講義をしていただきます。ホイ氏と同様に、スティグレールやルロワ゠グーランの著作をつうじて技術を問いなおしてきた石田氏は、ホイ氏の技術哲学をどのように評価するのでしょうか。
また、原島氏と伊勢との対話のなかで、『中国における技術への問い』と『再帰性と偶然性』の関係性や、両書の翻訳事情についても掘り下げていただきます。
石田氏は「いつか世紀はユク的になるだろう──Un jour le siècle sera yukien!」と語っています。ホイ氏の哲学が切り開くあらたな「世紀」は、一体どんな姿をしているのでしょうか? 絶対にお見逃しなく!
◆ note「ゲンロンの楽屋から」にて、伊勢康平が『中国における技術への問い』について解説しています。無料記事ですのでぜひご覧ください!
◆ 2022年5月26日におこなわれた、シラスチャンネル「石田英敬の『現代思想の教室』」の放送「No7「ユク・ホイと『現代思想』を語る」のアーカイブはこちら。石田英敬さん、原島大輔さん、伊勢康平と東浩紀が登壇したトークです。
ユク・ホイ著、伊勢康平訳『中国における技術への問い──宇宙技芸試論』(ゲンロン叢書012)
石田英敬 Hidetaka Ishida
1953年生まれ。東京大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学、パリ第10大学大学院博士課程修了。専門は記号学、メディア論。著書に『現代思想の教科書』(ちくま学芸文庫)、『大人のためのメディア論講義』(ちくま新書)、『新記号論』(ゲンロン、東浩紀との共著)、編著書に『フーコー・コレクション』全6巻(ちくま学芸文庫)ほか多数。
原島大輔 Daisuke Harashima
早稲田大学次世代ロボット研究機構研究助手。基礎情報学/表象文化論。著書に、『クリティカル・ワード メディア論』(共著、フィルムアート社、2021年)、『AI時代の「自律性」:未来の礎となる概念を再構築する』(共著、勁草書房、2019年)、『基礎情報学のフロンティア:人工知能は自分の世界を生きられるか?』(共著、東京大学出版会、2018年)、など。訳書に、ユク・ホイ『再帰性と偶然性』(制度社、2022年)、ティム・インゴルド『生きていること:動く、知る、記述する』(共訳、左右社、2021年)。
伊勢康平 Kohei Ise
1995年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在籍。専門は中国近現代の思想など。著作に「ユク・ホイと地域性の問題——ホー・ツーニェンの『虎』から考える」(『ゲンロン13』)ほか、翻訳にユク・ホイ『中国における技術への問い』(ゲンロン)、王暁明「ふたつの『改革』とその文化的含意」(『現代中国』2019年号所収)ほか。
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